見出し画像

欲しかったのは自分からの愛

私の中には、
いつも自分を責めている自分がいた。

自分で自分を責めているから、

だれかの何気ないひとことや、
だれかの何気ない行動を、

「責められた」
「不満を言われた」

と勝手に受け取り、

罪悪感を強く感じる。

だけど
罪悪感を感じるのは嫌だから、

「自分は悪くない」と主張するために
反射的に相手を攻撃していた。

理不尽だと感じる不平不満を他者からぶつけられても、
ぐっと堪えて溜め込んでしまうのだけど、

その溜め込んだエネルギーが、
罪悪感を刺激されたときに
一気に放出されていた。

罪悪感のステージは卒業しようと昨年末に決め、
そうは言っても、
どのようにしたらいいかわからず、
年明けすぐくらいはジタバタしていたのだが、
気がつけば抜け出していた。

いつも自分を責めていた自分は、
いつのまにか消えていた。

未熟な自分のことも
「それが今のわたし」と
等身大で受け入れられるようになったのかもしれない。

前はどこかで
「わたしはもっとできるはず」と
自分を過大評価していたのかもしれない。

ありのままの自分を
受け入れられずにいたのは
他ならぬ自分自身だった。

「ありのままのわたしを愛してほしい」

そんなわたしの望みは、
自分に対して向けられたものだったんだなあ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?