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行動変容ステージって何?から発展したありたい姿

病院で長く働いていたにも関わらず、
自身の置かれている状況に
全く気づいていなかった10年前。

おかげさまで、
地獄のような人生に
片足突っ込んだ状態からは
抜け出しつつあります。たぶん。

そんな自分だからこそ、
健康診断や人間ドックにおいて
精密検査の指示を受けて
放置されている方々へ

どんな関わり方をすることで、
「あれ?」
「それって俺のこと?」
「えっ?そんなことになるの!」
「やばいじゃん!!」
と顔面蒼白になってもらうために、
いやいや、そんな自分に気づいて、
自身の健康について
関心を持っていただけるのか。

ここは専門家に聞こう!
ということで、
専門家に質問してみました。

2時間にも及ぶ話の中で、
専門家が日々大事にしていること、
取り組んでいることから、
率直に感じたことや、
こんな考え方で関わっていくと
どんな変化生まれるだろうか、
ということを整理してみました。

行動変容ステージは、
クライアントをタグづけする
ためのものではない。

お話を伺った専門家は、
行動変容ステージという考え方は、
クライアントをタグづけして、
機械的に働きかけることが
目的ではないとのこと。

その話から
私は次のように解釈しました。
1)仮説検証や自身の関わりを
 振り返る時のフレームワーク
2)チーム内の共通認識を得る

行動変容ステージという
地図上での現在地を示す
という認識で整理してみる。

現在地がわかったら、
様々な知見を活用して関わる。
・クライアントが自身と向き合い
 自分を知る 
・クライアントが望む未来を創造

そのための一歩と
継続的な取組みをサポートし、
得たい未来を実現することが目的。

関わる側がどんなメガネをかけて
関わっていくかによって、
その場、結果に変化が生じる。

地図上の現在地が分かり、
いよいよクライアントから
お話を伺う際に、

関わる側がどんなメガネをかけて
関わっていくかによって、
その場、結果に変化が生じる、
そんなふうに感じました。

メガネとは、
自分自身が持っている思い込み。
 
例えば、
健康診断で要精密検査の指示が
たくさんでているにも関わらず、
放置されている方がいるとして、

それだけの情報において、
その方=無関心な人とタグを
つけるという思い込みがあるか、

この方は、何かしらの事情で
そうせざるを得ない
状況にあるだけ。

本当はこうしたい!
これが大事!
という想いを持っているはずと
信じて人に関わるという
思い込みを持っているか。

想像しただけで、
全く違った結果になりそう!
と感じるのは私だけでしょうか。

主役は誰か。主役が心の底から
望むものを理解し、
それを実現するための行動、
選択を応援する。

クライアントに
相対しているときの地図は、
クライアンが描く独自の地図。

1)今、自分はどこで
  どんな状況にあるのか
2)目指している目的地はどこ?
3)そのために何に取り組むのか

をまずは教えてもらいながら、
周辺情報を少しずつ埋めていき、
クライアントが描く地図と
できる限り同じ地図を
頭の中に描いて関わっていく。
 
今、自分の周りではどんなことが
起きているのか、
それについてどう感じているのか
を明らかにする。

健康だけでなく仕事、お金、
対人関係、自己成長、生活環境、
家族、趣味・娯楽など、
自身の状況を理解する。
 
目的地については、
そもそもなぜそこなのか、
どんな想いがあるのか、
自分が自分のことを知り、
心が震える状態を探っていく。
 
プラスであれマイナスであれ、
強烈に感情に紐づいた目的地へ
たどり着いたのは、

どんなことがあったからなのか、
その移動経路、
道中の出来事を妄想することで、

これから取り組みたいことが
浮かんでくる。
それらを優先順位をつけて、
行動していく。

主役はクライアントであり、
クライアントの地図を広げ、
クライアントの現在地、
目的地、そしてなぜそこなのか、

それを実現すると
どんなことが起きて、
どんな感情を得たいのかを
リアルな場面を
共有することが大事
で、

関わる側や一般的な地図を広げ、
現在地、目的地、
移動手段や経路などを
選んで欲しい場所、
選択して欲しい移動手段、
理想経路をやってもらえるように
仕向ける、誘導していく、
やらざるを得ない状況にする・・・

そんなことはしたくないし、
本当に望む未来や
想像を超える未来は
生まれないのではないか。

そんなメガネをかけて
関わるからこそ、
クライアントは
自分とのコミュニケーションに
どっぷり浸り、深掘りし、
視野を広げられる。

残念ながら、
そのような場や機会は、
今の日常で手に入れることが
非常に難しいから。

関わる側としては、
そんな日常の中でも
クライアントに関わりながら、

一人でも自分で自分を
マネジメントできるように関わり、
離れていく姿を喜んで見送り、

そしていつかまた
次のステージに向かうとき、
新たな障害に悩んでいるとき、
道を見失ったとき、

戻りたいと思った時に
いつでもどうぞーって
迎えられるオープンな場所を
用意しておける、
そんな人でありたい!

今回新たに刺激を受けたことで、
これまで学んだことや、
経験する中で気づいたことを、
改めて整理できました。

で、どうする?
ここですよ、ここが私の課題です。

想いはわかったとして、
それをどのように提供し、
価値があると感じてくださる方々に
提供していくか。

勉強していきます!

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