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えんどう豆

春から夏、秋にかけてたくさんの豆を味わえます。
エンドウ豆、絹さや、そら豆やインゲン豆、枝豆などなど。

年齢を重ねる度に、豆類が好きになって来ました。
みずみずしさや、ほろ苦さ、ホクホクした食感や香ばしさ、色合いなど。
年齢と経験が豆類を好きにさせるのでしょうか。

湯がいたり、炒めたり、蒸したり、焼いたり。
なんとなくそればかりになってしまうのは豆たちへの敬意に欠けるのではないかと思い、時には少し手間をかけてみる。

パンパンにはじけそうなエンドウ豆を鞘から取り出し、その鞘からとった出汁で茹でて炒った松の実を合わせてブレンダーにかけ、更に濾してみる。

すごくいい感じ。
滑らかなソースの出来上がり。
グリーンピースの香りも漂い、初夏を楽しむ。
ステーキにも合いそうだけど、朝だからパンに塗ってみる。


ん?なんか食べたことある…。
なんだっけ?
ってゆう感じの、デジャヴュ味。
たぶんこのソースは初めて作って初めて食べたのに、どこかで経験したことがあるような。
夢?現実?
でも、やっぱりこの味には出会ったことがあるんです。
そんな味。
わかる?笑

ひょっとして、もう少し年齢を重ねていった先にはまた新たな味わいがするのだろうか?

とても楽しみ。

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