見出し画像

スピリチュアルとは

人間は完璧な生きものじゃないから

そこの隙間を埋めるモノが

スピリチュアルってヤツなのかな

ふと思ったこと

そんな話から始めてみる。


冒頭に綴った私の考え…

神秘的な事を言いたいのか?
現実的な事を言いたいのか?

どう捉えるかは人それぞれで

(私は現実的な意味合いを
 もって綴ったのだけど)

精神的な内容を思わせるタイトルと
小難しい事を言うことで
人の脳内はそちらに傾き

スピリチュアルのよくあるやつか
…と捉える率が上がる。

そんなトラップ仕込んでみた。

どちらが正解ハズレとかは無くて

人の精神を操るという…
"現実的"なことの一例だ。

本題に入ろう

私は神社仏閣が好きだけど

3:7くらいの割合で
現実的に神仏を楽しんでいる。
(精神世界:現実的)

例えば神様という存在

今でこそ空想の世界の存在だけど
大昔の実在した人が
いつしか神格化された…

という考えを持っていて。

(一般的な神様のイメージも持ってる)

この考えだと歴史を探る時とか
とても面白くなるんだ。


そんな考えの神仏好きだから
思うことがある。

何故だか神社仏閣好きで
よく見かける事なのだけど

ある程度の経験を積んでくると

幸運に恵まれた…奇跡が起きた…
お告げがあった…
スピリチュアルでキラキラした話を
したがる人になってしまうアレ

素晴らしい世界を
安売りされているように見えて…

私はその手の人が好きになれない。

(一部の人を除いての話です)



現実主義と言いたい訳じゃない。

「私が真のスピリチュアルだ!」
そう主張したい訳でもない。

私なりに経験してきたからこそ
想うこと…

そんな話。

一部の人…というのは
神職さんや住職さんなど

ありがたいお話とか
特別に感じている。

特殊な血縁、家系で育った方や
厳しい修行を積んだ方など

日常からかけ離れた世界
肉体的精神的な極限を経験した人は

現実には起きないような不思議
奇跡を体験していても
おかしくないと思えるから。

それは例えば大怪我や病気で
命と向き合った方などにも
不思議な体験談や奇跡的なことは
十分に有るんだろうなって思ってる。

聖地とされる場所へ訪れた時

不思議な現象に出くわしたり
ゾワッと何かを感じたり
心地良い気分になったり

そういう経験はある。

大小は様々だけど
聖地へよく足を運んでいる人なら
そんな経験をした事があると思う。

または話を聞いた事があると思う。

"それは起こり得ること"

という前提の話をしておこう


古くからの歴史をもつ神社なんかは
理由あってその地に鎮座している。

それは大きな滝であったり
川や池、巨石や巨木であったり
地形であったり方位であったり

何かしら特別をもつ地というのは

目には見えない磁場なのか
風の流れや光の角度なのか
マイナスイオン、気温差などなど

様々な理由があって

"不思議な現象が発生しやすい"

古代の人もソレを感じたからこそ
その地を聖域として
神様や仏様などを祀ったのだろう

パワースポット
と巷で言われいる所以

そんな特別な地なんだから

不思議な現象の1つや2つ
起きてもおかしくないよね…と

気づけば千以上の神仏を
巡っていた身からすれば
有り得る事と思ってしまっている。

それは私が特別なのではなくて
誰でも数を巡れば経験できる事で
ほんの数回で出逢える人もいるだろう

"それは実は説明のつく現象"

けど神聖な空気の漂う空間が故
その場では奇跡的な出来事と
思い込んでしまうものだ。

私自身もそんな場面に出くわせば
科学的にどうとか寒い考えはせず

その不思議を受け入れて
おぉ…と浸る

後は本人の思い込み次第

思い込みの激しい人なら
神に近づく境地にまで!
上り詰める事ができる。

(ディスりました)

思い込みは決して悪い事ではなくて
ポジティブに捉えるのは
寧ろ良いことだと思ってる。

程よいプラス思考の解釈で
笑顔になれたら
それが日常に影響すれば

本人と神仏との
最も良い距離感なのかもしれない。

良い感じに纏まったところで…

思い込みの激しい
スピリチュアル好き様へ

神具を身に纏ったところで
誰よりも気持ちを込めた所で

ふらっと神社へ出向いただけで
1日お寺体験などをした所で

不思議現象はあるかもだけど
神々しい奇跡的なことが
そんな簡単に起きる訳ねーだろ!

が私の本音だ。

尊敬に値する和尚さん方の
長年の修行のこと等を知っていて

占い師まがいになれるその精神…
腹が立つというか
いや逆に冷める。。

その奇跡とやらを
本物の方に話したとしよう…
きっと笑顔で聞いてくれる。

その笑顔の理由
真っ当な人なら理解できると思う。

私は未熟者だから
きっと笑顔で聞く事はできない

基本シカトな私だけど
何故、牙をむいているのか?

神社仏閣が好きだから…
は1つの理由だし

私自身が未熟者だから…
というのも事実。

そしてもう1つ

私自身、限界を越えて
境地を体感した!

と思い込み
勘違いをした過去があるからだ…

(安いスピリチュアル話を嫌う理由)

まったく無関係の話に
聞こえてしまうかもだけど…

本題に絡む

あれは私にとっての修行だった。


私は特別な人間ではない。

唯一血統は良いと思っていて
身体能力の高い家系の
やる気を出さない出来損ない…
という謎の自信?はもっている。

ある時60km走れたから
勢いで100kmも走れるだろと

ウルトラマラソンに
挑戦してみた事があった。

素人丸出しの練習不足で

40km地点で片足を負傷…
60km地点でもう片足を負傷…

両足を痛めペースを落としつつ
黙々と走るレースだった。

60km以降
未知の領域を走っている時

あ…これって形は違うけど
人生で初めての修行らしい修行…
苦行の時間かも

なんて想いながら走っていた。

痛みがどんどん増してきて
とにかく歯を食いしばって…

無心になって黙々と走る

あの時、何故だか解らないけど
走馬灯のようにいろんな事を
次々と思い出す現象が起きた。

走るには暑い日だったから

いやでも倒れる程じゃないし
違うだろとか思いながら

あと40km…あと30km…と

けど残り10kmになった時だ

痛みが引いて体が軽くなり
謎のラストスパート!

あの時よく解らないけど
モードに入ったのを覚えている。

アドレナリンてヤツだ

結果、エイドで飯やストレッチ
水を被ったりで止まる事はあっても

一歩も歩く事なく走り続け
完走することができた。

自信をもって言える
完歩ではなく完走!

ゴールした時は本当に嬉しかった。

急に足の痛みが戻り激痛で
…友人の肩を借りた。

恥ずかしい話…

これが噂に聞く
限界を越えた境地ってヤツか!
と…あの時は思ってしまった。

凄い事を成し遂げたとか
限界を越えた力とか

(そんな気持ちはその日ばかり)

翌日になってみると
全てあの場面だからこそ
感じてしまう思い込みと解った。

練習不足にしちゃよく頑張って
結果は残せたけど
凄い事じゃなかった…が今の感想だ。

(100kmで11時間台は遅い)

何が言いたいのか?

それくらい自分を追い込むと

不思議は確かに発生した。

けど所詮は凡人のソレに過ぎない。

という、悲しいのではなくて
寧ろそれは嬉しい感想。

(境地ってのはもっと遥か先にある)

そう思えた収穫が大きくて

私なりの特別な修行
という位置づけになった思い出

その他にも…
細かい内容は割愛するけど

とあるご縁があり

80歳を越える偉大なる和尚さんと
マンツーマンで業をさせて頂いたこと
ありがたいお話を頂いたことがある。

(五條…この名で凄みに
 気付く人もいると思う)

それを機に幸運が始まる…

なんて上手い話がある訳はない

業の時間を過ごしたからといって
辛い年月を簡単に断ち切れる事もなく
地獄の日々が終わることはなかった。

(苦しみ続けた末に…
 笑顔を取り戻せた事実もある)

お詣りをしたからって
神様仏様に近づいたからって
そう簡単に上手くいくものではない。

けど、その何年後か忘れた頃に
良い流れがやってきたりして

和尚さんが仰っていた事は
こういう事かと!

もはや昔の話だけど今と紐付けて
「ありがとうございます」
そうお礼参りをした事もあった。

私の中でソレは
良い思い込みによる結果の1つだ。

例えばの話を上げたけど…

同じ事を、それ以上の事をしろ
と言いたい訳ではなくて

何かを成し遂げた人の"言葉"には
飾らない重みが自然と乗る。

逆を言えば
いくら知識を積んだとしても
着飾った"語り"は平たく聞こえる。

(この内容に限った話ではなくて)

だからこその牙だった。


いろんな経験をしてきた
させて頂いたお陰で

そういう人を観る眼と
浅い経験で語らない口と
良いものに傾ける耳など
養われた気がする。

この事に関しては

良い歳のとり方をし始めている?
のかもしれない。

勿論、まだまだ経験不足で

歳はとっても人生の若造だ

天狗にはならないように。


最後に

スピリチュアルという言葉で
安売りされてしまっている奇跡…

スピリチュアルという言葉を
私は普段、使わないのだけど

あえて使うのであれば

スピリチュアルな奇跡とは


人と人との出逢い


凡人の経験できる奇跡はそれだ。

(冒頭に綴った私の考え
 今なら現実的に伝わる..かもしれない) 


解る人だけでいい。

解らない人は

いつか解る日がくるかもね?
(私の口癖)


おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?