好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 #11
2017年3月に好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)と診断されるまでの経緯を綴っています。
副鼻腔炎手術は日帰り!
2015年9月のことです。
その前の週に、呼吸器科のドクターチェックと血液検査をし、手術しても問題ないことを確認しにいきました。
副鼻腔炎手術はなんと日帰り。アメリカですよね。
早朝に電車とバスを乗り継ぎ隣のNJ州の病院へ向かいました。2時間近くかかりました。
この耳鼻科の先生はオフィスを二箇所持っており、診察時はマンハッタン内オフィスでよかったのですが、手術は施設があるNJ州まで行かなくてはいけなかったのです。
手術はGPSナビゲーションシステムを導入した内視鏡手術。切開を最小限に抑えるから早くて痛みも少ないと言われました。
午前中には手術は終わりました。目が覚めたあと、先生が説明してくれました。なんと、鼻腔の中にはカビがびっしり詰まっていたそうです! キワの部分は危険なのですべては取り切れず。あとは薬を鼻から入れて流し出しましょうと言われました。
その言葉にびっくり仰天です。NYの地下鉄と勤務先のエアコンが大きな原因だろうと思います。
病院が閉まる直前の4時過ぎまでベッドで休み、そこからUBERを呼んで帰りました。だんだん麻酔が切れてくるし、夕方の帰宅ラッシュで大渋滞だし、車の中はかなりきつかったー。
ふらふらの状態で家にたどりつき、横になりましたが、麻酔が切れてからが痛くて痛くて、一晩うめいていました。
経過順調
その痛みも数日すると次第になくなり、翌週には、かつて味わった事のない鼻通りのよさでした。人生でこれほどまでに快適な鼻呼吸は味わったことはありませんでした。
鼻炎ではない方はこんなに快適だったんですね! これが普通なの? わたしの人生の半分以上これだけでも損しているのではないだろうかと衝撃でした。
副鼻腔炎の手術はほんと、やってよかったです!! 迷っている方がいたらすぐにした方がいいですよとお勧めしたい。
実はこの耳鼻科のドクターは、副鼻腔炎の手術に長けていて、日本からも手術を受けにくる人がいるそうです。お高くて有名なんですが、自信たっぷりなだけあって、腕は確かです。
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