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好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 #10

2017年3月に好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)と診断されるまでの経緯を綴っています。

帯状疱疹

帯状疱疹用の抗生物質は2週間服用しました。
極寒の1月、プレドニゾンもまだ20~25mg服用していて抗生物質と併用しながら、勤務を続けたのは、ちょっとムリがあったのかもしれません。
この時も休みもせず働きました。痛みが残らず治ったからよかったけれど。発疹のあとはしばらく消えませんでした。


それから2ヶ月後、いつもの呼吸器科ドクターのチェックアップ。好酸球がちょっと高くなっているけれど、X-rayの結果は問題ないと。安堵しました。

また、ちょっとずつプレドニゾンを減らし始めました。
記録によるとこの頃、耳に炎症を起こし抗生物質を投与されていたみたいです。

数ヶ月後の2015年6月。仕事がかなり忙しい時期で疲労もたまっていたし、その季節の花粉症にやられ、体調が良くない日々でした。

副鼻腔炎

加えて、ちょうど職場のクーラーが始動され、大量のダストやカビを吸い込んだのだと思いますが、鼻がひどくつまって、鼻からまったく息が吸えないほどに。苦しくてどうしようもなくて、早退して耳鼻科を受診しました。

(この頃のプレドニゾン15mg)

鼻のCTを撮影すると鼻腔がビッシリ詰まっていてこれはひどい慢性副鼻腔炎といわれ、しばらく抗生物質治療した後に手術することになりました。好酸球性副鼻腔炎じゃないでしょうか? とドクターに尋ねたけれど、鼻腔内の好酸球の検査はしてもらえず、慢性の治療だけでした。

数ヶ月間抗生物質を飲み続けてもまったく鼻の炎症が治まらず、ほんときつかった…。口呼吸が辛すぎて、もっと早く手術して欲しいとお願いしてみると、抗生物質治療しても改善されない場合しか、保険会社からの手術の保険が下りない、と言われ、納得して耐えることにしました。

同じ頃、肺や背中に痛みを感じ、手に湿疹ができていました。思い返すと、EGPA診断時にできていた湿疹と同じような気がします。
呼吸器科ドクターに伝えた記憶があるのですが、好酸球の数値もそこまで上がっていないことでEGPAの診断はされませんでした。手脚の痺れはなかったです。



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