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三島の水景

新幹線の止まる駅から徒歩でも10分くらい、自転車ならものの5分ほどでこんな水景に出会える街が、三島なのである。

画像は2014年の夏に撮影したものであるが、やはりこの街は夏がいいと思わされる。自分が初めて探訪したのが夏だったからかもしれないが。

時刻でいえば、朝もいいだろうが、夏の午後から夕刻にかけてがいい。夕涼みしながら湧水の水路に沿って自転車を走らせるのが最高だ。

ランドナーのような旅行車で訪れるのも悪くはないけれど、ミニベロや折り畳み車も小回りが利いて愉しいだろう。

なにしろ三島駅から乗り出してすぐに涼し気な水景に行き当たることができるのだから、小径折り畳み車で気軽に輪行してくるのにも最適と思える。

楽寿園の南側から流れ出している源兵衛川。

三島市楽寿園のサイトによると、今年2023年7月は園内の有名な小浜池がほぼ満水状態らしい。満水になるのは、4、5年に1度というから、今年は三島の水景を見るのに当たり年であろうと期待できる。

1998年頃だったと思うが、三島や富士宮の湧水量が特別多かった年があって、その夏は、三島の白滝公園などは至るところに水が湧いていて、なんだかタルコフスキーの映画みたいだったことを記憶している。

今年はそこまでではないだろうが、水が多いのはありがたい。私も8月になったら訪れてみたいと思っている。

源兵衛川の流れ出しのところ。夏休み中は水遊びをする子供たちが多い。市街地にこういう光景がある街は珍しかろう。


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