【徒然なるままに】#84
鍵盤奏者のライル・メイズさんが亡くなった。野村克也さんが亡くなったことに驚いていたところに、さらに届いた訃報だった。ついこの間、メイズさんについて書いたばかりだったので本当に驚いた。どうやら長年病気を抱えていたようだ。先日行ったミュージックラボのライブでも、会場で流すBGMに、彼が在籍していたパット・メセニー・グループの楽曲を何曲か入れた。その中の「Yolanda, You Learn」はメイズさんとメセニーさんの共作で、自分にとっては高校の頃から聴いてきた楽曲だ。うーん、そうかあ。これからはメイズさんのいない世の中なのだ。当然、新しいアルバムを聴くこともできない。それはとても残念なことだ。
先日の会場BGMではデヴィッド・ボウイも何曲か流したが、そういえばパット・メセニーとライル・メイズは、デヴィッド・ボウイと「This Is Not America」という歌で共演していたのだ、と思い出した。そのボウイさんももういないのだ。
名作である、メセニーさんとメイズさんのアルバム「As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls」は大分後になってから聴いたのだが、本当に素敵なアルバムで、彼らのセンスが良き形でブレンドされている。タイトル曲のシンセの使い方も好きだし、「Ozark」の流れるようなピアノもとても良い。
ご冥福をお祈りします。安らかに。
#日記 #ブログ #ライルメイズ
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