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コロナ禍で感じたコミュニケーション力の大切さ。

GW後くらいから徐々に行けそうな撮影を開始。

病院は特に何もいってこないようだが、抗がん剤中の夫がいることもあり、4月は全て中止か延期、代行をお願いして、今月は行ける範囲での撮影を徐々に始めている。(夫はびっくりするくらい元気です)

撮影自体ももちろん減っているし、今後のことを考えると本当に未知。パソコンを使用する作業は今までもリモートが当たり前だったけど、撮影はやはり現場へいかなくてはいけない。仕事の仕方もだが、暮らし方について今回ばかりは考えさせられる。いずれは小田原辺りに移住して、サボテン業 (写真はあくまで理想。Arizona州のTucsonにて)をしながら写真の仕事を細々とやっていこうー、なんて暢気な生活を考えていたけど、現実はそれより早く賢い判断を強いられそうだ。

ところで。先日仕事場で「リモート撮影ってどうやるんだろう」という話題になった。それ、自分も気になっていた。最近SNSなどでみる「リモート撮影しました」という話題。あれはどういうことなんだろう??カメラを送るの?zoomとかで撮るの?自分の思考ではそれくらいしか思いつかなかったが調べてみると、やはりzoomなどで撮影、もしくはカメラマンが1人で現場に向かい、撮影したものをクライアントに即座に送ってコメントをもらう、というようなやり方をリモート撮影というようだ。

あれ?それ、今までもやっていたかもしれない。

zoom撮影はまだ未経験だが、撮影は少人数で、は慣れている。1人で行く撮影、2人で行く撮影、それは今までも何度もあった。独立したばかりの頃は、人が多い撮影ほど大きな仕事なのだと思っていたが、ここ数年で、そうとも限らないということは理解している。県外クライアントの案件は電話などで打ち合わせをして、ライターさんと2人で行くことも多いし、たまにくる海外からの依頼なんかは、現地スタッフは来れないことも多いので、やりとりはほぼメールかビデオ会議。

・メールで依頼とギャランティが完結に送られてくる。
・その後、細かい詳細と、撮影リストが送られてくる。
・日本にいるコーディネイターを紹介され、コーディネイターと連絡をりながらスケジュールを決め
・コーディネイターがお店などにアポとりを開始。(海外からの依頼はロケ物が多い)
・撮影は一人で行く。わからないことがあれば事前に撮影リストを見て質 問しておく。
・簡単に撮影した物をいくつかセレクトし、indexなどで送ってみる。
・撮影が数日あれば、そのレスを反映させつつ続行。
・画像処理し、クライアントに送信。
・何度かやりとりし、完了。

の流れか。
現場に行くのは自分だけだ。編集さんやライターさんがいない分、説明したりの手間はかかるが、一人なのでギャランティはその分多い。こういった仕事の仕方は増えるのだろうか。それとも、これ以上にもっと想像できないことが増えてくるのだろうか。

ここで一つ思ったのが、こういう仕事のやり方は、ある程度の信頼関係があってこそなりたつのではないか、ということだ。コロナ禍で、いろいろ露わに問題がでてくる中、共通してい言えるのが、コミュニケーション力の大切さ、という所にいつも行きついてしまう。(お気に入りの番組で鴻上尚史さんがとても納得!の話をしていたのでリンクを。)

人と会う時間、というのが、今後今まで以上に重要で大切な時間になってきそうだ。

追記。サボテンって本当に喧嘩するんだろうか。

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