思い出を引き出す器
朝日焼の抹茶碗。
上から見たら四角ですが、下から見たら円い。
私の小さな手にもすっぽり収まるサイズ感も好き。
朝日焼の窯元は、よくお散歩に行く宇治川沿いにあります。
社会人になった頃、そこで開かれていた陶芸教室の参加費を母にプレゼントしたことがあります。
お茶碗をプレゼントするより、駅から窯元までの道を歩き、土を触り、ろくろをまわす体験の方がいいな、と思ったのでしょう。
若かった私、粋なこと考えてたんだなぁ。
いつの間にやら、その頃の母の年となりました。
私も、習いに行きたいな。
いつか、ね。
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