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コロナでばら撒き補助金の恐怖

今カナダではコロナ感染のピークは越した感じがありますが、緊急援助金の追加で広範囲の世帯、人を対象に実施されています。

それは本当に特効薬なんでしょうか?それとも麻薬なんでしょうか?

手厚いすぎる?補助金制度

コロナの件で一時解雇となった人は月額で2000ドル支給、人によっては3000ドル支給されています。年金世帯にも550ドル、さらについ最近、5歳以下の子供一人当たり年最大6,765カナダドル(約52万円)、6〜17歳の子供一人当たり年最大5,708カナダドル(約44万円)が支給されることになります。自営業者にも補助金制度があります。

こうした対象から微妙に漏れているのが定職がなく、年収の低い、リタイヤでもない、子どももいない人達かもしれません。有権者・納税者としてあまり魅力的でない人達?でしょうか?

手厚い補助金が自営業者を殺す?

ついに今週からコロナ規制が緩和されます。営業が再開できる自営業者もいる反面、事業の継続、再開がすでに困難な自営業者もいます。

補助金制度があっても十分でなく、持ちこたえられなかった事業者もいると思いますが、再開しようにも新たな問題もあるようです。

従業員の確保です。

今回の緊急補助金で、補助金と同額程度もしくはそれ以下で働いていた人にとっては、働かないで補助金を受けていた方が収入がいいのです。なので従業員が職場に戻りたがらず、従業員の確保が難しくなっているのです。

そうなると自営業者は営業がしたくても思うようにできず、新たな経営の危機に直面します。

補助金は経済効果を生まない

今回のコロナ補助金で生活に安堵感が出た人、臨時収入となった人、さまざまな補助金によってむしろ収入が増えた人も多いはずです。たとえば、5歳以下の子どもが二人いるだけで年間収入が最大約13,000ドル(約100万円)近くもらえるわけですから、すごいです。

ところが、いくらお金があってもガソリンが安くなっても、商品が買えるお店や食事に行けるレストラン、遊びに行ける施設がない、交通機関の縮小では遠出しにくいなど、お金の使い勝手が悪いのです。

オンラインの仕組みができているところはいいですが、小規模事業者はなかなかそこまでできません。結局、オンライン対応できている大小の事業者は宣伝も商品販売もSNSやホームページで有効にできますが、そうでないところには消費者がお金を落せません。

お金が全体的に上手く循環することなく全体の経済を押し上げません。

結果、多くの事業者が経営困難になり事業を辞めてしまいます。そうなると補助金制度が打ち切りとなって多くの人が働こうと思ったときには働き口がない、という状態になります。元自営業者も含めてアフターコロナには大失業時代が待ってるかもしれません。

補助金の出どころは?

もちろん税金。

財政は一体どうなっていくんでしょう?

増税?

節税のための、など削減、行政のサービスの低下および民営化?

一般庶民向けももちろん、富裕層向けにも相続税、資産税とかいろんな名目でより税金が取られるとか。

教育・医療・福祉、行政のサービスの低下・削減や公共サービスの民営化は国が荒れる元になると思うので心配です。

補助金は麻薬と考えるべし

政府からいろいろなコロナ関連の補助金制度が発表され、それが自分に関わっていることなら、すごく嬉しい。お金をタダでもらえるんだから。働かずしてもなんとかやっていける生活は居心地がいいし、できるだけ長くこの状態が続くといいと思ってしまいます。

補助金は命綱だったり、楽に暮らせる魔法のお金。後のことは考えたくないし、よくわからないので、とりあえずもらえるものは素直にもらって喜ぶ、で考えることを終わらせたくなります。

私にとってこの補助金は麻薬と思ってます。(やったことないけど)一時的なな安堵。これは日常的なことではないし、いつまでも続かないと思いとどまらないと。そして、このチャンスを生かして今自分にできることはないか?ってときどき考えてます。

結果としてこの時間が十分使える中でSNSを始めてみたり、新しいソフトに挑戦したり、ボランティア的なこともしてます。多分、仕事で忙しくなったらやってられなくなってしまうから。私のスキルアップに繋がってると思います。

この居心地の良さに酔いしれて何も発展的なことをしていなかったら、いざシビアの現実に放り出されたときに待っているのは不安と恐怖かもしれませんから。






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ヤッタ~!💃思わず両手をあげて踊ります \(^_^)/
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国際結婚でもなく、英語力ゼロで始めたカナダ生活ももう9年目。楽しめることも増え、自分にできる伝えたいこともでてきました。お茶や着物もその一つ。住んで感じるカナダの生活をの日々の記録として書いてます。
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