おうちで花育
リンドウの花が、わが家に届いた。青紫色が鮮やかな、深山リンドウという品種。新聞で目にした「おうちで花育おかやま」キャンペーンに、花の写真を投稿し、当選したものである。
「はないく」という言葉の響きが、とても気に入った。花を育てることは、感性が豊かになるんだろうと思う。子どもが小学1年の時には、一緒にアサガオを育てた。種をまき、双葉が発芽し、つるが伸び、つぼみができ、そして青やピンクのきれいな花が咲いた。
今年の夏は、一緒にヒマワリを育てた。毎日のように水やりをし、やがて大輪の花が咲いた。秋には枯れた花から種を集め、来年のために楽しみにとっておくことにした。花という自然のものに触れることで、心が豊かになれた気がする。
今回届いた切り花は、リンドウの他に、カーネーションやバラなども含まれていて彩がある。生け花は初めてだけど、備前焼の花瓶に美しく活ける工夫をしてみた。玄関ホールが、いつもより華やかになった。