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Apexの競技シーンの大会について

Apexの競技シーンに興味を持ったものの、何を見ればいいの?と困惑してしまうほど分かりづらかったりします。大会のあれこれを簡単にまとめます。

競技シーンの大会について

競技シーンの大会は、大きく分けて公式大会/非公式大会に分かれていて、公式大会は、EAというApexの運営団体が関与しており、非公式大会では有志の団体が運営しています。CRカップやえぺまつりなども非公式大会の一部ですが、競技シーンではないため、ここでは割愛します。

■公式大会
ALGS(Apex Legends Global Series)
全世界で地域別に開催されている大会で、最も権威(?)がある大会で、ここでの成績が強さの証といえる大会です。日本のチームは「APAC North」という地域で、日本のチームと韓国のチームで競い合います。
https://bit.ly/3vglITV

■非公式大会
・FFL
FENNELという日本のチームが主催の毎週火曜日に開催されている大会で、「APAC North」および「APAC South」のチームが参加して、アジア/オセアニアの王者を決める大会です。毎週月曜日にはその予選が行われており、FFLにはアジアの強豪チームが集まり、その実力を競い合います。公式大会は地域別になっているため、地域の垣根を超えた戦いが見れる貴重な場になっています。
この大会をきっかけにAPAC Southのチームを知ると、ALGSのSouthの大会も面白くなる、という好循環が生まれています。
https://bit.ly/3oL31oW

・ALJC(APEX LEGENDS JAPAN COLOSSEUM)
不定期で開催されている大会ですが、大会名に「J」が入っているこの大会は、日本チームのみで戦い、日本のトップを決める大会です(日本に居住していることが条件のため、日本チームに所属している韓国在住の選手は出られません)。APAC Northでは、韓国チームが試合をリードすることが多いですが、ALJCでは日本のチーム同士でのバチバチの戦いが見られます。
https://bit.ly/3hQCC7I

・その他
上に挙げた大会だけではなく、競技シーンのプレイヤーが出場する大会がチョコチョコ不定期で開催されています。選手の個人Twitterなどで告知されることが多いので、気になる方は選手のTwitterや配信チャンネルを登録すると良いと思います。

スクリムとは?

競技シーンに出場している選手は、日々スクリムという練習試合でその実力を磨いています。APAC NorthではANC(APAC North Custom)という団体が平日夜21時からカスタムマッチを開催しています。
大会ではなく、あくまで練習試合なため、公式配信はなく、選手が個人配信をしているのと、結果がANCのTwitterで開示されています。
https://bit.ly/2SnsEjk
※よく「スクリム」と「カスタム」という言葉が混在されて使われますが、スクリム=練習試合カスタム=運営者がコードを用いて任意のプレイヤーを招集して開催するマッチ形式のこと、と理解するのが分かりやすいです

大会形式/ポイントについて

■順位ポイント、キルポイントについて
大会での優勝/順位を決めるためのポイント形式について簡単に紹介します。

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1キルが1ポイント、順位によって順位ポイントが加算されます。順位を重視するチームは順位ポイントが多くキルポイントが少なめ、キルを重視するチームはキルポイントが多く順位ポイントが少なめになりがちです。

■マッチポイント形式について
通常の大会では試合数が決まった上で、上記の順位ポイントとキルポイントの合計で総合優勝のチームが決まりますが、大きな大会では、マッチポイント形式が採用されています。
マッチポイント形式では、50ポイントを取得したチームが、チャンピオンを取った時に総合優勝が決まる形式です。つまり、どんなにポイントを稼いだとしても、チャンピオン取らない限りその大会は終わらず試合が続きます。
50ポイントを取得したチームは、キルログを流すと集中的に狙われてしまうため、序盤中盤はひっそりと過ごしてチャンピオンを狙う、というような立ち回りになり、普段の試合とは異なるドキドキ感が味わえます。
過去の大会でも、マッチポイントを取得した強いチームを無理やり倒しに行く勇気あるプレーで湧くシーンがあり、大きな大会のマッチポイント形式だからこそのドラマがあります。
一見イビツなシステムではありますが、真剣勝負だからこそ生まれるドラマを堪能しましょう!

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