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愛の焔 木花之咲耶姫

はじめに断っておきますが、これは読む人を選びます。
【木花之咲耶姫】という神様の名前に、何事か淡い期待をされるのであれば読まない方が賢明でしょう。

本気で【神様】というものを理解したい方だけ、どうぞお読みくださいませ。
(最後に非公開のYoutube動画がございます。)


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愛は火
在るべく在るための火
人の愛は純真な心から発する火
その火に人の想いが重なり情熱の炎となる
それは慈愛の炎となって
凍てついた心の檻を溶かし
消えた火種にふたたび火を灯す



人は自らの火種を見失い
他人の火に寄り添って自らの凍える心を温める
あっちの火 こっちの火
行ったり来たりを繰り返し
羽虫のように飛んでいる


自らの火種を灯すことを忘れ
自らの火種が疼くのを無視して
心を凍てつかせて
疼きを無いものとし
在るべく在る自分から離れて
在るべく在るとされた違うものに
自分を曲げていった


何をやっても長続きせず
何をやっても中途半端
心沸き立たず
夢中になれず
続かないものばかり

当たり前である
そこに火がなければ
自分が自分として在るべくして在ることがないから

自分ではない自分を演じ続け
誰かの思いを満たしてはいるが
自分の心は満たされないまま


満たされないから愛を求めて
誰かの愛の火灯りに群がり
あちらこちらと火を求め飛び回る


日和見の火寄り虫
自分の火を見ず周りの火を見て
他人がたくさん群がる火に自分も群がり
満たされぬままただ多数の一人という安心を得て
されど
いつまでも満たされぬ心に苛立ちを覚え
多数の一人の安心が不安と変わり
また次の火へと移り飛んで行く


満たされず凍てついた心の檻の中には
様々な思いの澱が溜まり
自らに重くのしかかり
その耐え難い重さに沈まないように
何かに掴まっていないと倒れ沈んでしまう

誰かにもたれ掛かって
もたれ掛かる言い訳を愛と偽り
愛無きゆえに昇華されない自分の情けを
誰かの愛の火で昇華されんと
情けを与えて情熱と成す
されどそれは自分の情熱に非ず
情けを与えた者の情熱にも非ず
だれの情熱にも非ず



疼く火種を無視して
持て余す情け
重い思いの残骸たちが
地球に重くのしかかる


重き思いが潜像界に餓鬼畜生の世界を生み出す
常に満たされず飢え渇き彷徨う餓鬼界の亡者
されどみずから火を起こさず
自分で考え行動することをあきらめ
右に左に流されるだけの畜生界の獣

祓えども祓えども沸き立つ重き思い
それらが生みだした霊たち

愛を欲しながら自ら愛の火を灯さず
情けで湿ったその心
恨みつらみ妬み嫉み
積もり積もって変り果てた思いは
やがてあの世で姿を成し
餓鬼畜生の霊と生まれる

自らが放ったものは自らに返る
自分が放った思いが生みだした霊に
自分が懸かられ二重の和合
思いを放つは呼ぶのであるから
返ってくるは当たり前
九割八分の魂は
餓鬼畜生に天狗懸かりなり
未だ愛の火燻(くすぶ)りて
湿った御魂で沈んだままに
もがきあがきも諦めて
言い訳三昧我(われ)良し御魂(みたま)
我が事ばかりに終始して
他者を敬(した)うこと忘れ
与えっぱなしの神心
遠く離れて見えもせぬ



自分自分と自分ばかり
幸せ幸せ追い求め
楽しい楽しい夢に溺れて
情けの水に沈み行く

情けとは自分を憐れむ心なり
幸せばかり追い求むるは
自分を不幸と憐れむ情け
楽しみばかり追い求むるは
自分の悲しさに浸る情け


五体満足生まれ来て
未だ生きているくせに
どうして自分を憐れむか
過ぎた古傷をいつまでも眺め
恨みつらみを積もらせ重き思いで
自分を憐れみ情けに浸る


自分が何も成さずして
どうして人を羨むか
たとえ地獄に在りたとて
手を差し伸べる仏在り
そんな仏の手を払いのけ
恨みつらみの情けに浸る


愛より情けを選んだ自分を
憐れみ神に逆恨み
神に『願い』の『情けの枷』はめ
聞き届けねば『神は無し』と言う
情けに溺れたその心
自分を卑下して憐れむ心
天上天下 唯我独憐(れん)
菩薩心に遠く及ばぬ



我を忘れて今を生きるが
愛の焔の立ちたる姿
自分自分と自己を顕示し
自分の幸せばかり堅持し
我にしがみついてばかりいて
どうして愛が現れようか


頭は間違うことがある
しかし魂は間違わぬ
何故ならそこに『神』の火があるから
だから御霊磨いて掃除洗濯
されば道は間違わぬのに
頭に心が振り回されて
かき乱されて御霊は曇り
愛の火が消え愛に飢え
愛が無いと自己憐憫


肚の据わらぬ頭でっかちは
頭に情けが詰まりに詰まって
頭の重さで逆さに沈んで
情けの海で逆立ちしたまま
天地逆さま上下もわからぬ

だからこの世は上に立つものが底に落ち
底に在るはずのものがお上にあがる
情けに沈んだ逆さまの世界



己が魂の火に従うもの
木花之咲耶と共に在り
生命燃やして賭するもの
木花之咲耶の祝福在り
全身全霊焔立ち昇り
情けを昇華し行くもの
木花之咲耶の加護を受く



数十兆もの人の情けは
この星の魂を沈める枷
三千世界に絡み付く枷
我が焔で焼き尽くすしか無し


大地を切り裂く布津主の劔
大地を揺るがす建御雷の唸り
大地を割りて花咲かす
三千世界に吹き出でる火は
木花之咲耶が咲かす梅の花
重き情けを焼き尽くす
愛の火花が咲き乱れる


人の大地はその身体
布津主の劔で切り裂くのか?
建御雷の唸りで揺さぶるか?
それでも目覚めぬ御魂なら
咲耶の焔で焼き尽くす



イエスが残した火の洗礼
仏陀が残した火の浄化
菩薩世界を除いた世界
三千世界を焼き尽くす
木花之咲耶の火の洗礼
掃除洗濯出来ぬ御魂を
咲耶の炎で焼き尽くす


神とて逃げ場のない洗礼を
どうして人が逃げられようか
神界天界霊界現界
菩薩心のないものを
愛の焔で焼き尽くす


二線二重に(2022)分かれた世界
気付けたものからさようなら
菩薩世界へよう来られたと
ねぎらいの言葉 祝福与う
気付けないなら急がれよ
掃除洗濯急がれよ
100年猶予はもう終わりである


・・・・・・・・・・・・・・・


とうとう木花之咲耶姫のご活動が始まった
それはイエスが予言した火の洗礼
そして
仏国浄土へ至る三千世界大迦楼羅炎の大浄化
菩薩世界以外を焼き尽くす浄化の炎

火の洗礼は霊(ひ)の洗礼
御霊(みたま)の洗礼である

我が身大事と御霊(みたま)の掃除洗濯を怠り
情け心で地球を沈める『枷』となるものを浄化する
地球が上がれず悲鳴を上げているのは
人の心に巣食った情け心の重みのせいである
祓っても祓ってもすぐに湧き出てくる情け心
一向に愛の火が立ちあがる気配も無く
100年経って減るどころか増え続け
今やこの地球の魂である『神』を
次元の底に沈め行く枷となってしまった
100年も猶予があったのに・・・である


時は巡る
いつまでも同じではない
神とて『時節』には逆らえぬ
逆らえば道理を失い
『神』たる資質を失う

時節は巡り春となり
春になれば新たな生命が芽吹くもの
されど人の情けの重みでそれが出来ない
いつまでも雪が溶けぬままではいられぬのである

春が来ているのに溶けぬのなら溶かすほかはない
だから火の洗礼となる
雪が溶けているのなら
木花之咲耶は花を咲かせるだけである
しかし凍てついた大地で花を咲かせるには
炎をもって大地を溶かさねばならない


誰が喜んで『火の洗礼』など行えようか・・・
木花之咲耶が愛の炎で凍てついた情け心の魂を燃やすたび
かの神様は心を痛めるだろう
その痛みを超えて大輪の花を咲かせる
新たな地球の産声を聞くために
自ら炎の中で身を焦がしながら新しい世界を産み落とすだろう


神話は過去であり未来である
それは『時は螺旋』であるゆえ重なり合う
かつて業火の中で神を産み落とした木花之咲耶は
再び自らの産屋に火を放ち
業火の中で新たな世界の神を産むだろう







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