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鬼と悪魔と国津神


遠き日のレムリアより始まりし混沌

天津神 国津神

分かれ争い 情けに流され

鳴門の渦に巻かれて沈む


瓊瓊杵尊は情け心の神なりて

貪・瞋・痴の三毒持ちて

情けで世界を歪めたり


国津神を悪魔と為して

鬼の頭を丑寅に

レムリアから見た丑寅は

日ノ本たる龍の国


国津神の頭領を

魔王サタンと呼び為した

荒ぶる国神 素戔嗚命


神無月 鬼の居ぬ間に 大嘗祭


悪魔に仕立てた国津神

出雲に押し込め大嘗祭

天から堕ちたる天津神々

情けの三毒 穢れ振りまく



天照らします大神は

堕ちた神々の穢れを祓う

妻の愛に情けで応じた

瓊瓊杵の情けの渦極まれり


愛より情けに溺れし神の

業が渦巻き幾千年

天地の理 捻じ曲げて

歪んだ柱がもたらした世界



祈りて済ませる情け心

かつての業を繰り返すのか

渦に呑まれしレムリアの

業を再び繰り返すのか


同じ過ちせぬ為に

再び生まれ来たものを

再び同じ過ち犯せば

二度と戻れぬ渦の底



善なるサタン

悪なるサタン

同じ名だとて天地の差


天から堕ちた天津神

黄泉に堕とされた国津神

善悪混沌 判らねば

鳴門の渦に再び沈む




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