7/6 The Guardian書評-フランス暴動について-

みなさんこんにちは。今回のピックアップ記事はFrance riots: dozens of arrests in Marseille as country sees fourth night of unres「フランスで暴動が発生。本日で4夜目となる。」についてです。

内容

火曜日(27日?)にパリ郊外でアルジェリアとモロッコの少年が警察に射殺された事件を受け、フランスで大規模な暴動が続いている。二人の少年は交通違反でパトロール隊に止められていた際、逃げようとしたところを射殺されたと見られる。このことをきっかけに法執行機関による人種差別に対し暴動が起き過激化したと見られる。また、国連権利局も法執行機関からの人種差別とその問題の大きさに対し早急かつ真剣に取り組むべきだとしたが、フランス政府は警察における組織的な人種差別があるという指摘は全く根拠がないと反論した上で優先すべきは国家の統一及び秩序の回復であるとし、厳しい取り締まりを行なったとされる。
逮捕者は1300人以上にのぼるとされ(記事により記述が違うため正確な情報は定かではない。)逮捕者の平均年齢は17歳と非常に若い。
7/1に警察はマルセイユに大幅な増援を投入し、今までで総勢45,000人の警察官が暴動の緩和のために動員された。その他にもフランス全土で暴動の影響からバスと路面電車の運行が停止していることなどから規模の大きさが窺える。

以上で今回の記事はおしまいです。最後まで読んでくださりありがとうございました。

参考文献


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