男視点と女視点、どっちがエロいの?
視点というのは、登場人物の誰の目から見た話か、ということ。漢字そのまま、視る点です。
現代小説は視点を固定し、一方向から視た範囲だけを書くのが普通です。これを一元視点といいます。
視点を男にするか女にするかは、ポルノ小説を執筆する多くの方が悩んでいるのではないでしょうか。
ハードものは、ヒロイン視点で書かれることが多いです。ハードものの読者さんは、ヒロインに感情移入して読む人が多いからです。
誘惑ものは、男性主人公視点で書かれることが多いです。主人公に共感して読む人が多いからです。
女に視点を固定すると、男の気持ち良さが表現できないうえに、女の身体の描写ができない。女に視点を固定すると、男の気持ち良さが表現できない。
男の感覚も、女の感じている様子も、両方書くほうがエロいに決まっている。
そこで官能小説では、サービスシーンのみ神視点で書くやり方が発展しました。以下エロワードだらけなので、有料100円とします。
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