世界はすべて自分でできている

いま自分が見ている世界は、自分というフィルターを通したものだ。同じ事象を体験していても、隣にいる友人とまったく同じ世界を感じていることはないです。


世の中で淡々と起こっている事象を、各個人のフォルターを通して処理し、脳内で「世界」と認識している。


そういう意味では、自分が認識する「世界」は、自分次第でいかようにもなると思っている。


たとえば「辛い」食べ物。

激辛料理は、辛いもの好きにとっては美味しいし、辛いものが苦手な人にとっては苦痛でしかない。

「◯◯値」的な辛さを測る指標があって、一定基準を越えたら「激辛料理」と定義することができるんだろうけど、それが辛いか否か(美味しいか苦痛か)と感じるのは、各個人によって違う。

もし辛さを克服したら、激辛料理は苦痛から快楽へと変わる。


起こる事象に対して自分がどう感じるかで、自分が見る世界がつくられていく。起こっていることは同じでも感じ方は人それぞれっすよね、って話。


事象は変えることができなくて、変えることができるのは、事象の受け取り方とそれに対する自分の行動だ

事象の受け取り方の話をします。分解して大きく2つの観点で。


感情処理


自分に起こった事象に対してどう感じるかという、感情や感覚の話です。

ポジティブ思考なんかがわかりやすい例で、「すべてが自分のためになる」事象に対して着眼点を変えて捉えることで、見える世界を快適にしている。

ここでは「起こる事象すべてを前向きに捉えよう」という話をしたいわけではなく、あくまで「自分はどう感じるのか」を理解しようということ。自分の感情・感性に敏感であること。


感じたかは人によって特徴があり、その上で自分はどうありたいかを考えて付き合うことが重要だ。そのためには自分の中の判断軸が必要。自分の美学と言い換えてもいい。


ちなみに、自分の美学を磨くためのひとつの方法は、自分と向き合い受け入れることだと思っています。


情報処理


これは少しスキルの話に近い。

これだけ情報が溢れかえっている社会で、全てを自分に取り入れることは不可能で、全てに反応していたら容量オーバーで壊れちゃう。


そもそもの取捨選択、反応するか否か、取り入れるにしても優先順位は何なのか。仕事的な話に寄ってしまうのだが、ここで言いたいのは時間を大切にしようねということっす。

具体的なテクニックは様々な方法が語られているのでここでは割愛します。

時間は平等に1日24時間与えられているもの。「与えられた時間をどう過ごすか」という話を、「事象をどう受け入れるか」という視点で書きマシタ。


最後に

白状すると、僕は特に感情処理の方があまり得意ではなかったというか、自分の中の判断軸があんまりなかった。この1〜2ヶ月くらいで向き合ってきて、ようやくかたどられてきた感覚です。(もともとあったんだろうものを、探っていた感じ)


で、情報処理の方もまだまだだと思っているので、この1〜2ヶ月で取り組んでいる。これはうまく回り始めたら、また書こうと思う。(友人の方で、僕の方から色々質問したり教えを請うことがあると思いますが、何卒よろしくおねがいします。)

また、受け取り方のみで「行動」は特に語っていないので、またこれも整理して書こうかなと思います。あんまり整理していないけど。


それでは。

ありがとうございます。本を読むのに使わせていただきます。