Twitterのタイムラインばかり見ていると抜けがちな戦略的思考
こんばんは、若月です。
今日はこちらの本を読んだので簡単なメモ的にnoteを書きたいと思います。
タイトルに「マーケティング入門」とあるように本書ではマーケティングの基礎概念から書かれています。まず、思考概念を整理します。
論理的思考 > 戦略的思考 > マーケティング思考
一番大きな枠に論理的思考があり、その中で戦略的思考があり、さらにその中にマーケティング思考がある、そんな上位関係です。
その上で、マーケティングにおける戦略的思考を以下のように整理されています。
目的:OBJECTIVE
目標:WHO(ターゲットは誰か?)
戦略:WHAT(何を売るのか?)
戦術:HOW(どうやって売るのか?)
上から上位概念で、その順に沿って施策まで落とし込んでいくのがセオリー。戦術の下に具体的施策があります(戦術そのものが施策ともとれます)。だけどみんな戦術・施策レイヤーから考えがちだよねと。
これは自分自身陥りがちなことなので書きますが、日々Twitterやnote、その他ニュースメディアでスポーツマーケティングの「成功事例」を数多く目にします。
よく考えられていて、見た目でも成果がわかるような素晴らしい取り組みにあふれています。
そしてそのまますぐに自分たちの取り組みにトレースして応用しようとしますが、見えづらい戦略部分まで理解して応用するのとそうでないのとでは成果に大きな差が出ると思います。というか戦略なしに取り入れてもうまく行かない。
僕はわりと論理的思考はできる方で、マーケティング思考もまぁまぁできる方だと思います。それがゆえに、Twitterのタイムラインで表面に出てくる戦術ばかりみていると、あいだの戦略思考がごっそり抜け落ちてしまうなとちょっとブルりました。
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