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土木の仕事座談会 第2弾 若手編~石田 充朗さんにインタビュー

どのようなお仕事ですか?

渋谷駅周辺の再開発事業です。

仕事上、譲れない信条はありますか?

誰かに言われたとおりに動くのではなく、常に自分の考えを持ち、それを発信し、かたちにすることを心がけています。

心底楽しいと思ったお仕事はありますか?

自分が描いたストーリーで行政・周辺事業者といった多くの関係者と協力して、事業の大きな課題を解決できたとき。

この仕事でよかったと思った出来事(やりがい)はありますか?

自分が担当した施設が供用開始され、利用者の反応を見ることができたとき。

業界内の受発注相手など、どのような印象ですか?

とくに思いつきません。

業界内で、ここが変!と感じる点はありますか?

缶コーヒー飲みがち。私も働くようになってから飲むようになりました。

入社時と現在の、働き方や仕事内容の違いはありますか?

働き方は年々変わり、コアタイムが廃止され完全フレックスタイム制となりました。服装についても、TシャツやスニーカーがOKとなり、スーツを着ることはほとんどなくなりました。
仕事内容は、配属当初は工事担当として現場の立ち合い等施工監理を中心とした業務を担当していましたが、現在は事業の計画・調整を中心とした業務を担当しています。

この仕事を選んだきっかけはなんですか?

多くの人の目に触れる仕事がやりたいと考え、人々が行き交う駅周辺の大規模工事を担っている鉄道会社に興味を持ったからです。

学生のうちにやっておいてよかったこと、やっておけばよかったことはありますか?

やっておいてよかったことは、学生自体のOB訪問。いろんな会社の方に直接話を聞くことができ、具体的な仕事をイメージすることができました。
やっておけばよかったことは、資格をもっと取っておけばよかったです。社会人になると勉強時間を確保するのが難しいので学生のうちにぜひ。資格を取ることだけが目的ではなく、どのような知識が求められるか知ることができるので。

目指している将来像はどのようなものですか?

現在担当している渋谷以外の開発も経験し、土木の知識や経験を武器に事業を推進していける人材としてまちづくりに携わっていきたいです。

これからの土木業界(理想像)をどのようにお考えですか?

DXの推進やSDGsへの取り組みが求められていくことから、土木の専門知識以外にも多様な知識が必要となり、それを大きなスケールで落とし込み実現できる魅力的な業界となればよいと思います。

世間からの土木のイメージをどう変えていくべきでしょうか?

危険、汚い、きついという3Kのイメージがあり、大学の学科も「土木」という名前があまり使われず、「環境」「社会」「都市」等の言葉を組み合わせた学科が多いように思います。
土木の仕事だからこそ得られる大きな達成感など魅力の発信をより一層できればと思います。

もし生まれ変わったら、どんな仕事をしたいですか?

いまやりたい仕事に携われているので、同じ仕事ができればと思います。

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