土木技術者の働きがい【第6弾_ゼネコン編~土木設計~】
皆さまこんにちは!若手パワーアップ小委員会の濱です。
このシリーズでは、「土木」と一口に言っても、様々な種類の仕事があり、各ポジションで若手はどんな仕事をして、どんなことに働きがいを感じているのかを紹介しています。
前回の記事はこちらのリンクからどうぞ。
さて、当番が回ってきた私。
何を書こうかとっても悩みましたが、最近感じていることを書いてみようかなと思います。
私はゼネコンの土木設計部というところに所属しています。
と言うと、
と驚かれることも多いですが、ゼネコン各社さん共、技術的な検討業務を実施する設計部門を持っていると思います。
そんな設計部門に所属する私の役割は、
・お客さんに喜んでいただける品質のものを提供し、
・現場を儲けさせ、
・エンドユーザーさんの利便性や安全性を向上すること
です。
ゼネコン設計部の仕事の醍醐味は、何と言っても現場からのSOSです。
基本的に、現場で何か困ったことが起きたときに連絡を受け、技術的な裏付けを検討し、施工が継続できるように対策を考える仕事です。
具体的には、
などなど、土木の工事は二つとして同じものがないので、それぞれの工事現場で抱える悩みや問題もいつも違います。
それらのすべてに、みんなが納得できる答えを出すのが私の仕事です。
私が感じている仕事のやりがいって、何だろう。
そう考えてみると、
・関係者との信頼関係が築けたかな、と感じるときや、
・工事が無事に進むこと、
といったところでしょうか。
何事もそうだと思うのですが、仕事でやりがいを感じるためには努力が必要だし、その努力を見ていてくれる人が(私の場合は)必ずいました。そして、その頑張りが、仕事への信頼感につながるのだと思います。
「お客さんや施工現場の担当者は、どうしたら喜んでくれるかな。
もう一つ手をかけたらみんなが見やすい資料になるかな。」
と純粋に思い、効率ばかりを求められがちな昨今ですが、相手の顔を思い浮かべながら手をかけることを心掛けています。
私の仕事は、実際に施工現場に行って現地を確認する必要があるので、どうしても出張が多くなります。これまでいろんな土地で関係者と大いに飲んで、食べてきました。
北海道ではピチピチの海老を、仙台では新鮮なホヤを。
熊本ではとろける馬刺し、高知では概念をくつがえすほどの塩カツオ。
名古屋のひつまぶしも忘れられないし、福岡では生きたイカ!
そうそう、ミャンマーで食べた伊勢海老みたいに大きな蝦蛄もおいしかった。(海鮮多め・・・w)
どの仕事も思い出深いけど、「濱ちゃんのおかげで美味いもん食えるわ!」と言ってもらって爆笑して、ふとした瞬間に真面目に技術的な議論を交わしたり。
真剣に仕事をした仲間たちと食べるご飯、飲むお酒は最高においしいし、
この人たちとまた一緒に仕事したい!
仕事させてもらえるように頑張ろう!
と思います。
おわりに
あんなふうに仕事がしたい、と思える上司や先輩たちの背中を追いかけてきました。大事に育ててもらった感謝の気持ちを忘れずに、今度は私が後輩たちに自分なりの背中を見せていけたらな、と思います。
そんなこと考えてたら、明日の仕事が待ち遠しい!
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