ワカテ翻訳

さあ、まだ見ぬ「翻訳」へ。大学院生が翻訳学の知識を発信し、学問的な対話の場を目指す翻訳…

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さあ、まだ見ぬ「翻訳」へ。大学院生が翻訳学の知識を発信し、学問的な対話の場を目指す翻訳学メディアです。http://wakate-honyaku.net こちらnoteでは、ワカテメンバーによるパーソナルなブログ(翻訳だけでなくそれ以外に関連したものも)を発信しています。

最近の記事

伏線の未回収が意味するもの―『アイアムアヒーロー』をもとに

今回のブログは、ワカテメンバーの平岡ゆうすけ(@hyusuke59)によるブログ記事(2018年3月9日に公開、現在は非公開)を寄稿したものです。この記事は漫画『アイアムアヒーロー』のネタバレを含みます。 筆者についてはじめに花沢健吾氏による漫画「アイアムアヒーロー」。 かなり前に一度読んだことがあり、その時は、独特の描写が多く、ぶっちゃけ「なにこれ?」と思ってしまった。しかし、先日に漫画アプリでたまたま見つけたので、もう一度チャレンジをしてみた。 あらすじは、主人公の

    • 哲学者と子どもは同じ?―『ソフィーの世界』を読んで

      今回のブログは、ワカテメンバーの平岡裕資(@yusuke_hiraoka)によるブログ記事(2018年3月9日に公開、現在は非公開)を寄稿したものです。 筆者についてはじめに哲学の話は好きだが、過去の哲学者が何を考えたのかはきちんと学んだことがないな…とふと思い、初心者用の哲学書を読んだ。今回はその本について少しだけ。 あらすじはこんな感じ。 物語は主人公ソフィーのもとに届いた一通の手紙から始まる。それは哲学者と名乗る正体不明の差出人だった。その哲学者はソフィーに問

    伏線の未回収が意味するもの―『アイアムアヒーロー』をもとに