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🔰季語: 葱

葱♡危険な季語です。


①カタルーニャ山積み葱の到来す

②葱の束肩に食い込む旨さかな

③焼き葱を仰ぎ食うたかガウディも


なんのことやら???な句を並べてすみません。

今日の紫乃先生の季語「葱」を見た途端、数年前まで住んでいたスペイン、カタルーニャ地方の冬の名物「カルソッツ」への愛がよみがえりました。上のトップ写真がカルソッツ、実は玉ねぎの仲間なのだそうです。しかし、見た目も味も葱そのもの。日本の「矢切ねぎ」とよく似ているそう。今日は「葱」として詠ませていただきました。

カルソッツは、毎年ちょうど今くらいから翌年の3月までの期間に出回ります。スーパーでも市場でも、大きな束が山積みに。見つけると嬉しくなってつい買ってしまう。帰りの坂道で、その重たさに毎度閉口するわけですが、美味しさを思えばがんばれる。お鍋はもちろん、味噌汁、パスタ、カレー、野菜炒め、グラタン...。もともと葱が好きなこともあり、何にでも入れて食べていました。

なんと言っても一番の名物料理は、カルソッツの丸ごと炭火焼き。この季節限定の専門のレストランもありました。

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瓦に乗って出てくる、真っ黒なカルソッツ!レストランでは、エプロンとビニール手袋が用意されます。皮からシュポッと。とろりとした白い中身を引っ張り出して、特製ソースにつけて、天井を見あげて、そうです、パン食い競争のように。パクリ。

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もしも。この季節にカタルーニャ地方を訪れる機会がありましたら、ぜひ!お試しください。カルソッツ♡

独りよがりな葱愛暴走、大変失礼いたしました。ご意見、ご感想、よろしくお願いいたします!