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百千鳥。まだ手探り中です。

俳句ポストの今回の兼題は百千鳥、今月こそは早めに考えよう。と思っていたら、すでにあちこちで百千鳥!?まだ手探り状態ですが、私も考えてみました。お好きな句や心に少しでも触れるような句、意味わかりませんよ~な句など、ありましたら教えて下さい。ご意見やアドバイスもとても嬉しいです。よろしくお願いします!

①新たなる異土吾を知らぬ百千鳥

②百千鳥てうしはづれもまた宜し(ももちどりちょうしはずれもまたよろし)

③日曜日なほ混線の百千鳥

④聴かぬ者には聞こえぬや百千鳥

⑤百千鳥末妹の初デート(ももちどりすえいもうとのはつでーと)

⑥百千鳥あとはお二人でと言はれ

⑦つち色の地やこひしきは百千鳥

⑧渇きける地に逢ひたきは百千鳥

◆◆◆◆◆

①、②、③:今住んでいる地の前に、昨年の夏まで住んでいた州でのことです。住んだ期間はわずか1年ほどですが、水が豊かで、朝早くから響いていたさまざまな鳥の声は、とても印象的でした。あの頃、鳥にもっと興味を持っていたらなぁ。

①の「新たなる異土」は、また新たに越してきた見知らぬ地、ということを表したつもりですが、どうでしょうか。

⑤:初デートの時に聴こえる賑やかな鳥の声と、デート前後の外野のやいのやいのを、「百千鳥」にこめました。「末妹」と検索すると「まつまい」という読み方が出てきますが、「すえいもうと」という言い方、一般的ではないですか?

⑥:お見合いの場面。こういうお見合いって、今もあるのだろうか。

⑦、⑧:現在住んでいる地のことです。非常に乾燥しています。花や木はそれなりに植えられており、うちの庭にも少しは木がありますが、基本的には一年を通して、土地のメインの色は茶色です。家の周りでは鳥にもほとんど遭遇せず。たまに鳩やカラスを見かけると嬉しくなります。

どうぞよろしくお願いします!

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