季語:磯巾着、と、推敲など
気ままなる磯巾着や夜の魔性
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イソギンチャク...クマノミのバックにいるよね、という程度しか知らず、無理矢理詠んだ一句です。
群れを作らず、単独行動が多いというイソギンチャク。クマノミや藻類と共生。動かないように見えて、実はゆっくり動けるものも多い。住みやすい場所を見つけてじっとしている。そのイソギンチャクが、のびのびと触手を伸ばし揺らめかせるのは、主に夜なのだそう。昼間は深海にいる動物プランクトンが、夜になると浅瀬に上がってくる。プランクトン達を捕まえようと、触手を広げて待っているイソギンチャク。ゆらんゆらんとのんびりしているように見えて、一度獲物を触ったら毒でしびれさせて放さず、絶対に手に入れる。
以上のネット情報から、今日の一句を詠みました。
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推敲など
◇元句:春北風や棘に残れる白綿羽
→推敲:春北風や棘に綿羽のわすれもの(鶫さん、紫乃先生)
(はるきたやとげにめんうのわすれもの)
◇元句:古着屋をハミングの春帽子かな
こちらの句、「ハミング春帽子」と、「は~」のリフレインにするのも楽しいのでは?と紫乃先生から。
古着屋をふたりハミング春帽子
ウキウキするような句になりました。考えるのがとても楽しかったです♪「春帽子」は、上記両方を句帳に記しておこうと思います。
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