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シナ合板と塩ビ板で本棚製作

無垢板の本棚を探していたのですが、「これだ!」と思うものが見つけられず、自分で作ることにしました。
DIY初心者ながらもなかなか気にいるものが出来たので製作メモを記載します。

材料費約15,000円、2人作業で2日間で作りました。

1.設計イメージを書く

まず、棚づくりに必要な材料・部品を算定するため、設計図を作ります。
910mm x 1820mmの合板を使いきれるように棚の高さ・幅を決めていきました。今回は棚のみを作成したことと、普段あまりDIYはしないので、できる限り余すところなく材料を使い切るためです。

合わせてイメージ図も書きながら、たわみ防止+デザインのアクセントとして塩ビ版を使うことにしました!金物も割り切って見せ、金物と塩ビで工業的なデザインに見せていきたいな〜というイメージです。

これで、合板からどのように必要な板を切り出すのか、他部材・金物の算定確認などをしています。因みにこちらのスケッチはipadのgood noteで書きました。
(本来は図を元に材料を揃えに行くわけですが、まずどんな材料あるか?を下見するために、イメージ作成前に一度ホームセンターに行きました)

設計図

2.材料の準備


設計イメージができ、必要な材料の種類・量が分かったら、いよいよ材料を買い揃えに行きます!使った材料は、ホームセンターで買えるものだと思います。私は豊洲のスーパービバホームで全て揃えました。

買い揃えたものとしては以下の通り、工具レンタル・材料カット代も含めて合計14,494円です。

合板と塩ビ板、角材はお店でカットをお願いしています。店舗にある紙に必要サイズを書いてお願いする形式です。

工具はインパクトドライバーを一台レンタルしました。1日あたり300円で借りることができます。下穴を開けるためのドリル部品のみ購入しました。

商品を購入したら車を借りることもできますが、今回は材料をカットしたら手で持って帰れるサイズになったので自分で持って帰りました。

3.製作

いよいよ棚を作っていきます!手順としては、大雑把に
①合板にニスを塗る → ②乾いたら金物で組み立てる → 完成!です。

①合板にニスを塗る

まず、合板にニスを塗っていきます。目的としては、汚れを付きにくくすること、艶出し、手触りを滑らかにするためです。
作業場所は、ニスを塗った木材を乾燥させるため並べておくため結構場所をとられます。私は、12帖のリビングの片隅にブルーシートを敷いてやりました。(生活を大分圧迫しています、、)
作業時間としても、合板全体(表・裏・小口)に塗るのと、2度塗り(一度塗ったら乾かして、再度塗る)をするので、なかなか時間がかかります。本棚製作初日は、材料買い出し、ニス作業まで終えて終了でした。結構時間がかかる作業の割にパッと見の成果がわからないですが、手触りが1度塗りと2度塗りでも全然違います。
因みに屋内作業でしたが、ニスの匂いはそこまで気にならなかったです。

②乾いたら金物で組み立てる

①が完了して合板が乾いたことを確認したら、組み立てに入っていきます。
接合する木材にドリルで下穴をあけ、木工用ボンドを塗り、その上から金物で留めていきます。2人以上の作業とし、1人が押さえてもう1人がインパクトドライバーで接合、とするのが接合箇所がずれにくくよいかと思います。

完成!
②の接合に使ったボンドが乾いたら完成です。
本を入れたらこんな感じ。手前と奥でぎっちり入れていますが耐久性も問題なく、がたつきも殆どありません。

以上、参考になれば嬉しいです。それでは!

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