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旅の思い出 シンガポール【建築・観光編】 

旅行に行っても、時間が経つと、どこに行ったか結構忘れてしまっていることがあるので、写真を見返しつつ自分の記録として記載します。

目次の★は個人的おすすめなものです。旅行用に作成した地図も添付しておきます。
個人の感想ですが、参考になれば嬉しいです!

ギャラリー他

Jewel Changi Airport / Safdie Architects (2019)

シンガポール観光の定番。写真を撮ってる人は勿論だけど、緑の中でピクニックしている人がいたり、空間を自由に使っている人がいて歩いて回るのが楽しい空港。空港自体を楽しむ時間を作っておくのがおすすめ。緑のエリアと商業のエリアがところどころ抜けて向こうが見えるのもよい。メインの滝がメンテナンスで止まっていたのが残念。

Singapore City Gallery  (1999, 2011改修)

小さいけれど、見ごたえのあるギャラリー。建築・都市・歴史が好きな人向け。シンガポールの大きな模型があり、俯瞰してどんな街なのかを見れる。模型はビルの密集具合や、テクスチャでエリアごとの雰囲気も分かるように出来ている。
シンガポールの都市計画とその歴史についても展示があり、第二次世界大戦の時にイギリスの介入がなく、都市が混乱したとあり、当たり前だけど情勢と繋がってるなと思ったり。展示と合わせて、意見を投稿できるフォームがあり、学んだ上で参加できる仕組みがよいなと思う。

National Gallery Singapore / CPG Consultants Pte Ltd, Studio Milou Architecture(2015) 

旧最高裁判所庁舎と市庁舎の2棟利用したギャラリー。素材の色味と光、建築構造の見せ方がとても綺麗な空間で、建築が好きな人におすすめ! 光の入り方・強さによって見え方が変わるので、晴れた日に行くのがよいですね。
行かなかったけれど、屋上のレストランも良さそうな雰囲気。

Gardens by the Bay / landscape architects : Grant Associates and architects : Wilkinson Eyre Architects (2012)

Supertree Groveでは毎日夜にショーが開催される。照明は日本人の照明デザイナー面出薫氏によるもの。
Cloud Forestは入ってすぐに天井の高い空間と30m滝があり空間体験としての「wow!」感はすごいけれど、中の作り方は空間というより写真撮影スポットとして映えるようにできるなぁと個人的に思ってしまう。

天井高45mの無柱空間する仕組みはすごい。
3D解析で実現した世界最大規模のガラスドーム植物園

動物園・散策路

Night Safari (1994)

個人的に1番面白かった場所!
楽しみ方としては、「トラム」と「ショー」と「トレイル」があり、いろんな方法で動物を鑑賞できる。

「トラム」はバスに乗って30分くらいのツアー。ha-haのような柵を見せない、動物の魅せ方に感動するし、飽きずに次々と動物を見れる。
「ショー」は動物ごとの特性を活かしたパフォーマンスが見れる、1日2回で当日予約。個人的に、初めて動物のショーを見た感動が大きかった。海洋ゴミ問題についても触れる内容もあり学習的。
「トレイル」は園内を自分で歩いて回る。月明かり程度の光で照らされていて、真っ暗ではないけどちょっと不安になるくらいには暗い。歩いている途中でトラムが横切ったりもするけれど、見ることのできる動物は別。ワラビー放し飼いゾーンなど、トラムとは違い間近で動物を見る楽しさがある。

トレイルの夜 / トラムごしのライオン
ショー

Southern Ridges (2002) 

自然豊かで眺めもよい。リベスキンド設計の集合住宅(REFLECTIONS AT KEPPEL BAY (2011))も見える。道の作り方で色んなゾーンがあったり、生き物も多く野生の鶏に遭遇したり、歩いていると楽しいけれど、のんびり楽しむのが良い場所なので時間がない旅なら行かなくてもいいかなとも思う。もし近くに住んでいたら、散策路やランニングコース楽しみたい。

ホテル

PARKROYAL COLLECTION Pickering / WOHA (2013)

棚田をモチーフに緑や水を使い、自然豊かなホテル。外部者も1階のロビー、レストランには自由に入れるが、宿泊するとプール、ジム等が楽しめる。プール・ジムは、公園に隣接した敷地を活かした緑が連続する眺めを楽しむことができる。都市の中にありながら敷地を活かした場所づくりだと思う。ホテルでのんびりできる日に宿泊するのがおすすめ!

オフィス・大学

learninghub / Heatherwick Studio (2015) 

学生のための学習拠点。訪れたのはコロナ前だったこともあり、自由に入ることができた。柱の壁も有機的に歪んでいるが、風が通りスケール的にもとても心地のよい場所。

CapitaSpring / BIG-Bjarke Ingels Group +CRA-Carlo Ratti Associati (2022) 

商業・ホテル・オフィスの複合施設。
外部者も1,2,3,17~20,51階の共用部・レストランには入ることができる。

2.3階はホーカー、屋台がそのまま建物に入ったようなつくり。オフィスとは繋がっていないけど、交差点からすぐにアクセスできて、外部の人が利用しやすい。お値段もちゃんと屋台価格だったのが嬉しい。2階と3階は構成はほとんど同じだが、外装の開け方が違う。より開けている2階が風が通る半屋外の感じがして気持ちがよい。
17〜20.51階は空中庭園。入場可能時間は8:30〜18:00(10:30〜14:30はワーカー専用)。 51階は、レストランとエディブルフラワーの植物園。マリーナベイサンズを上から見れたり、植物よりも景色を楽しんでいる人が多い。
17階〜20階は、共用庭園。各階がステップ状で緩やかにつながっており、登っていくのが楽しい。日陰が心地よく、子供が遊んでいたりパソコンを広げているワーカーらしき人も。17〜20階の共用部がとても豊かで、お昼もホーカーにアクセスできる。働くならこんな場所がいいと思う。

Asia Square / Denton Corker Marshall in association with Architects 61(2012)

高層部オフィスの低層部に広場を持ち、そこにかかる屋根のトップライトが特徴的。外部道路と同じレベルで繋がり、1階レベルでは通り抜けができる。

Marina One / ingenhoven architects (2018)

集合住宅棟とオフィス棟に囲まれた中心に中庭がある。3階までは回遊通路で繋がり、外部者も自由に見て回ることができる。ルーバーなどの建築外装のデザインは大味だなと思ってしまったけれど、立体的な中庭はとても心地が良い。


個人的な感想ですが、参考になれば嬉しいです。それでは!

旅行時期:2018/12. 2023/1


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