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宇宙飛行士:野口総一さんの本を読んで学んだこと

普段はネットで評価やコメントを見て慎重に本を買いますが、今回は書店で表紙を見つけて衝動買いでした。

「どう生きるかつらかったときの話をしよう」

やり甲斐も名誉もある宇宙飛行士としてご活躍されていた野口さんがつらかったタイミングがあるのか、、、!とタイトルにかなりインパクトがありました。

宇宙飛行士退職後のキャリアや具体的につらかった内容などはここでは割愛します。

僕が特に響いた内容は2点

・他人の価値観の上に築いたミッションに意味はない
・自分のやりたいことと、社会にとっての貢献が繋がると良い

カンタンにそれぞれ内容をまとめます。



他人の価値観の上に築いたミッションに意味はない

文中ではここまで強い表現ではありませんでしたが、僕は上記の内容で腹落ちしました。
1社目は地元の有名企業に勤めていました。なんとなく地元では有名だし、仕事できる人が多いし、給料も比較的よかったです。ただし、働く中で本当のこの業務を40年続けることが自分が人生をかけてやりたいことかどうかがずっと引っかかっていました。
少し時間はかかりましたが自分のやりたいことに気づくことができて、今は日々楽しく満足感のある人生を過ごせています。


自分のやりたいことと、社会にとっての貢献が繋がると良い

こちらの内容もまた自分の立場に置き換えてみます。上述の通り、今やりたいこと自分のやりたいことの大枠は見つけることができました。今の悩みは10年後〜20年後を見据えてやりたいことが何なのか見つけることです。
現在の仕事は満足していますし非常に楽しいですが、仮にこの仕事を継続した時に10年後本当に後悔しないかと考えると少し引っ掛かります。もっと挑戦できる人生もあるんじゃないか、、もっと満足感のある仕事があるんじゃないかと思考がぐるぐる回ります。
今回のフレーズは僕の悩みの答えになりそうなため響きました。自分が好きなことと、社会に役立つこと。子供やさらにその子孫につながる世代に役に立てる内容であれば人生をかけて取り組む理由が見出せる気がします。


打ち上げ時や宇宙船での作業時のエピソードなど、大変面白い本でした。
生きる意味や目標に悩んでいる方に読んで頂く価値が大きいと感じました。

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