コーチ的なお節介の心得
ラジオを聴いていたら、大阪で活動されている団体の方が話をされていました。
お節介士について:日本エルダーライフ協会
http://elder-life.org/osekkai.html
介護の業界のお話ですが、「お節介になりましょう」というお誘いでした。無料の研修もあるそうで。
詳細は、リンク先をご覧ください。
お互いに他者を尊重する社会づくりのために、いろいろな人にコーチになってもらいたいと考えています。
でも、高額のコーチングトレーニングはお勧めできないなあ、もっと簡易的にできることで、一番大事な核のことをお伝えするにはどうしたらいいかと、ずっと考えていました。
引用した注意書きは介護の世界の「お節介」のはなしですが、
一部読み替えたら私がコーチとしてお伝えしたいことでした。
用語を替えて表します。
コーチングを学びたいという人は、「導きたい」という人がかなりの割合で含まれます。
「自分の経験を役立てたい」から、「自分の経験を語って、その通りにさせたい。正しいことだから」の発想になる方もいます。
「お節介」が大事なのです。
「ちょっと話して、考えを整理して心を落ち着かせたい」
と思ったときに、思い出してもらえる人になっていただきたいのです。
このときに、あなたの経験が役に立つこともあるでしょう。
でもそれは、あなたが考えた結論に向かって相手が行動をはじめることではありません。
大事なのは、
・あなたの意見を相手に聞かせる場にしてはいけない。
・あなたを納得させようと相手がしなければならないとしたら、それは失敗。
を、心にとどめておいてください。
うまくいかなかったとき、相手を責める捨て台詞を言いたくなりますが、
その「話を聴かせてもらう場」は、誰のための場でしょうか。
「役に立った」と判断するのは、相手です。あなたではありません。
あなたに達成感は不要です。
もし、達成感を求めるなら、『自分のために』自分の目標に向かって取り組んでください。
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