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選挙は、社会の課題をきちんと把握して解決してもらうための手段

東大卒AI技術者が挑んだ選挙の常識 契機は妻の「都知事選出たら」
https://digital.asahi.com/articles/ASS774VGVS77OXIE03HM.html

東京都知事選挙に何か言える立場ではないけれど、
東京都知事選挙から後の未来の政治が変わると感じたので、記す。

安野貴博さんが面白い。

僕は、技術者だから応援するのではない。

現状分析から政策立案をしていたり、参加型だったりする点などが評価されていた。

2022年末ごろから、AI活用で様々なものが変わってきている。
AIなどで、政治や行政をもっと身近なものにできるはず。

選挙と政治は違うし、大事なのは政治。
だから、安野さんの技術は、選挙よりも、政治や行政で役立つと感じる。

多様な意見を持つ人が生きる社会で、これまでは政治家が「支援者」と対話をする中で声を拾い上げて、決断してきた。
けれど、利益誘導だったり、原理原則に縛られていたり、政治家チーム内の上意下達で物事が決まっている印象があった。

が、本来、住んでいる人の意見や要望はリアルタイムで変わっていくもの。
政治は予算と権限を持っているので、大きなことができる。というか、そのために政治というシステムを作って、税金を納めている。

だとしたら、住んでいる人の要望を拾い上げて整理するのにテクノロジーを使うことは問題ない。
もちろん、AIが出してきた結果を検証やチェックする必要はあるが、
「結論」ではなく、「傾向」「分布」を拾い出してもらえれば、あとは人間の出番。

課題としては、
「少数意見を無駄にしない」
「データセンターがハックされないようにする」
「組織的に動員され、ある意見が多数あるかのように仕組まれることの排除」
「年配の人も、年少者も、スマートフォンを持たない人も、何らかの形で意見を伝えられる仕組みづくり」
「要望に対して回答ができるだけ早いこと」

あたりかなあ。

※演説前の前説での奥さん(安野里奈さん)の語りは、あれは反則だ。うますぎる。

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