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学びの旅へいざ行かん！～ちえなみきの楽しみ方を発掘～

#わかさはっくつ

初めまして！ちえなみきで働いている依田と申します。
今回は僕が思うちえなみきの楽しみ方をご紹介したいと思います。ぜひご覧ください。

ちえなみきとは？

ちえなみきは福井県敦賀市にある知育啓発施設です。
敦賀駅から徒歩1分。3万冊を超える書籍と中道源蔵茶舗さんのカフェ施設を併設しています。

ちえなみきHPはこちら

ちえなみきに置いてある書籍は館内で自由に閲覧することができます。
本は購入しなくても大丈夫です。飲食しながら読書をされる際は本を汚さないように気をつけてくださいね。

3万冊の本は普段見かけることがない本ばかりです。多くの方に手に取ってもらえるようにいろんな置き方をしています。

ちえなみきにはいろんなコーナーがあるのですが、今回はその中でも、僕が「本と出会いやすい」と感じる世界知というコーナーの楽しみ方をお伝えしたいと思います。

敦賀に居ながら世界とつながる”世界知”

世界知は大きく3つのエリアに分かれています。

文化・生活
歴史・社会
生命・科学

世界知のコーナーでは、本はいろいろな形で置かれています。本の前に本が置かれたり、縦や横向きに置かれたり…。
本棚も通常の図書分類どおりには並んでいません。いろんなテーマごとに本が並んでいます。本棚も迷路のようです。

早速、この迷路を楽しむ僕なりの方法をお伝えしていきたいと思います。あくまでひとつの楽しみ方です。参考程度にご覧ください。

楽しみ方のおすそわけ

その１　何も考えず棚を眺めるべし
自分が欲しい本や興味のある棚に一目散に行かないでください。自分が興味がないものと出会えなくなってしまいます。まずは何も考えずに棚を眺めてみましょう。

その２　目に留まった本を手に取ったら1ページだけしか読んではいけません
本は、最初から最後まで読まなくてはならないというようなルールはありません、むしろ1ページしか読んではいけないというルールを作って読んでみてください。読むのは最初の1ページでも、途中の適当なページでもどこでも構いません。

その３　その１とその２を破りたくなった本や棚を旅のスタート地点にゴールを決めずに自由に旅をする
その１とその２を自然に破ってしまった本や棚は自分が興味を持っているゾーンです。そこからどんどんと本と本、テーマとテーマを渡って学びの旅へ進んでいきましょう。

いざ学びの旅へ

ここからは具体的に僕の旅をご紹介します。
まずは頭を空っぽにして世界知のコーナーをぐるぐるとめぐります。いろんな本を手にとり1ページだけ読んでいきます。

僕は「居場所のゆくえ」という本棚の前で1ページ以上本を読んでしまいました。ここを旅のスタート地点とします。

この本棚の本をいくつか読んでみると、居場所づくりは発酵に似ている気がしました。なぜだろう？と思い次は発酵について調べていきます。

発酵について書かれている棚を見つけることが出来ました。
居場所づくりと発酵についての似ているところとして、
人と人との関係性が深まっていく状態と菌が発酵していく様子が似ていることや、人と人が集まって動いたりしている様子は人間の細胞の動きに似ていることが挙げられます。

つづいて、細胞の動きや働きを知ることで居場所づくりについてもっと知ることが出来るかもしれないと思い、細胞についての棚へ向かいます。

細胞について書いてある本棚へ着きました。ここでもいくつか本を読んでみると、細胞の中身や働き、自分の身体がどんなふうに出来ているのか気になってきました。居場所づくりのことはすっかり忘れていました。

自分の脳ってどんな動きをしているんだろう？この問いを胸に今度は脳についての棚へ。今考えている言葉や想いはどこからきているのか？脳で考えているのか？どこで生まれているのか？いろんな考えがぐるぐるめぐります。
そして自分とはいったいなんなのか？という問いが生まれ次の棚へ。

自分について考える内に哲学の棚へやってきました。いろんな学者さんが自分とは？について、考えているようで考えていないような本がたくさんあり、何がなんだか分からなくなってしまいました。ここで旅を終わりにしました。

居場所づくり→発酵→細胞→脳→自分とは？→？？？

こんな感じで本から本へ、棚から棚へと移っていき、いったい自分がどこへ向かっているのかも分からないまま進んでいくことで、自分が知らないことにどんどん出会い、自分自身が何に興味があるのかを知っていくことが出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか？学びの旅が続いていくほど、自分が知らないことを知ることができます。あらゆるものがつながっており、自分が知らないところに面白いことがたくさんあることを知ることが出来ます。
この記事を読んだ方がちえなみきで素敵な本との出会いがありますように。

ちえなみき
福井県敦賀市鉄輪町1丁目5番32号otta内
https://chienamiki.jp/

本記事の内容は福井県の公式な見解ではなく、 わかさはっくつパートナーたちによるひとつの思いであり願いです。
読者の皆様には、本記事を通して嶺南というまちを自由に感じ取っていただければ幸いです。

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