【エッセイ】青い春はもう来なくても、ラスタカラーの春はやって来る
この世から、ドキドキやワクワクがなかったら、どうなってしまうだろう?
人生に彩りがなくなってしまう、生きる意味がない。
そう考えるのも間違いではない。
しかし、そんなものがなくても、人は死なないし、生きて生きなければならない。
生きるとは、希望的なことばかりではないし、大変なこともある。
だからこそ、自分の人生にとって、ドキドキする瞬間、ワクワクする感情を大事にしたいし、欠かせないものにしていきたいと思う。
子どもの頃は、遠足の前夜や運動会の前日というだけで、ドキドキ、ワクワクしたもの。
学生時代の甘酸っぱい青春を送れる期間は、人によるが、決して長くはないもの。
年齢を重ねていけばいくほど、青い春が訪れる機会は少なくなりがちな気はする。
そんな、今後どのくらいあるかわからないチャンスは逃したくないし、精一杯楽しみたい。
そんな中、2024年2月18日(日)。
青色ではないが、ラスタカラーの春がついにやって来る。
この日を春とするならば、それまでは冬の期間となるが、冬は冬で楽しかった。
何度もドキドキやワクワクを感じる瞬間があり、今生きている目的や理由の一つでもあったと言っていい。
前日のラジオをリアルタイムで聴き、グッズを準備しながら、興奮してなかなか眠れず、就寝後も、アラームが鳴る前に自然と起きてしまった。
童心に帰るとは違うが、無邪気に純粋に楽しめるものがあるということは、何よりも幸せなことだと思う。
東京ドームのチケットは落選し、映画館でのライブビューイング観戦になるが、このお祭りに参加できることを嬉しく思う。
チケットに落ちた時は悔しかったし、現地でライブを観られる人が羨ましかったが、悔しがったり、羨ましがったりするよりも、何よりも楽しみたいという気持ちが一番大きい。
全員が同じ気持ちではあるはずないが、全国各地に自分と同じような気持ちの人がいるであろうと思うだけで、胸が熱くなる。
ライブが始まる前から、こんなドキドキ、ワクワクをもらっているのだから、感謝しかない。
ああだこうだと、話が長くなりそうなので、要するに、ただただ楽しみたいということ。
これから、何度、人生の中でドキドキ、ワクワクする瞬間があるのかわからないが、この気持ちになれるのなら、意味のない夜も悪くない。
全てのリトルトゥースの皆さん。
ひとつよしなに。
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