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わかおの日記300

文豪が起床しましたよ、ヨユー。という感じでたっぷり寝て起きた。自分が書いたもので、いろんな人がいろんな気持ちになる。笑ったり感動してくれたらいいが、不快になってくれても全然OKだと思えるようになった。いちばんキツイのは、論外だと思われることかもしれない。論外にならないように書く。

漢文の小テストがあったが、書き下し文と訓読の違いが分からずダメだった。田村くんも分かっていなかったので、多分教室にいたみんなも分かっていなかったのだろう。まあいいやと切り替えて、彼女と図書館でレポートの資料探しをした後サイゼリヤで田村くんと飲む。

ワインを2本空けてだいぶ酔いが回ったあと近くのカレー屋へ行った。前は神経質そうな店主が、気難しい顔をしてひとりでやっていたのだが、バイトが2人もいて、3人で和気あいあいと営業していた。

我がまめ蔵の激狭キッチンよりも更にせまいキッチンで、汗ひとつかかずに楽しそうに働く彼らを見て、自分はなぜこんなにしんどい思いをして鍋にこびりついたカレーを手で拭っているのだろうと思ってしまい、カレーの味がちょっとしなくなった。


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