わかおの日記312
彼女とスパジャポに行こうということになって、田無に集合。五右衛門パスタで昼飯を済ませて、それでも送迎バスの時間まで結構あったので、駅直結のLIVINで暇を潰した。
昼間に時間がある人の多い街、田無。LIVINのなかのサーティーワンアイスクリームでアイスを買ったり、和菓子屋でたい焼きを買ったりしたものの、めぼしいベンチは全て高齢者が占拠していて、ぼくたちはノジマ電気を徘徊することしかできなかった。しかしなんだかそれが、夏という時間、今日という日の残量が無限にあることを示唆しているように思われて、田無の夏という気持ちになった。
もし自分が田無高校に進学していて、同じ高校の彼女と「今日くそあちーからさ、一旦家に荷物取りに帰ってから、スパジャポいこうや」ということになっていたらと考えた。それは多分期末テストが終わった日のことだと思う。地元のツレは就職することになっていたが、自分はなにかしっくりこず、かといって亜細亜大学に行ったり、専門学校に行くのも違うような、そんな昼下がりが自分にもあったのかもしれないと思った。
スパジャポに行ってからは、彼女と変な動きをしたり、彼女に枕にされたり、たくさん飯を食ったりして、快楽という感じだった。楽しい。
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