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わかおの日記318

彼女とデート。12時に西武新宿で、というはずがあっというまに13時半になっていた。もはや慣れっこだ。山下本気うどんで昼食を済ませ、でかいネズミや地面で気絶する酔っ払いをかき分け、昼間のラブホ街へ。

久しぶりにXO新宿(「X」の入口と「O」の入口があり、どちらから入っても結局同じフロントにたどり着くという画期的なホテル)に行った。ホテルに行ったが、なんとなくテレビでやっていた女子のスケボーが面白くて、彼女と2人で楽しく見ているうちに1時間くらい経っていた。

彼女と一緒に何かをすると、自分でやっているときの倍くらい楽しい。そのあとしっかり阿波踊りもして、次の日ぼくがゼミ合宿なので早めに解散した。

家に帰って飯を食い、だらだらしていると洗面所のところから悲鳴が聴こえてきて、何かと思えばいつものように酔っ払って寝たはずの父親が、寝ながらにして盛大にウンコを漏らしていた。

廊下中が糞の匂いになり、ウンコという言葉が現実になったときの凄惨さを目の当たりにした。なんとなく自分まで臭くなったような気がして、風呂に入ろうと思い風呂場のドアをあけると、父親がとりあえず洗ったのであろうパンツが風呂桶に浮かんでいて、ウンコのかけらが床に散らばっていた。

悲鳴をあげながらウンコのかけらをシャワーで流し、スプレーをかけまくって床などを丁寧に洗った上で怯えながら風呂に入ったが、体が綺麗になった気には、どうしてもならなかった。

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