見出し画像

レッスンでよく使われる「Schwung」の日本語訳は?

音声SNS「clubhouse」で、話していた時のこと。

「室内楽メンバー全員が全員みな控えめなタイプで、
誰も先導して音楽を引っ張っていこうとしない時、
どう指導しますか?」

という質問が来ました。


そこで答えた、同じドイツに住む同じコレペティさんの意見が素晴らしかった!

「Schwungを感じればいい!」


だけど、この「Schwung」って何?日本語に訳したら何?
って話になったんです。


日本語にスパッと訳せないドイツ語ってたくさんあると思うのですが、
「Schwung」もその一つ。

答えてくれた彼女は言語化がしっかりできていて、
その場に聞きに来てくれていた指揮者も「なるほど〜」の回答でした。


指揮することをイメージして。3拍目から1拍目に向かうとき、エネルギーがいる。そのエネルギーがSchwung

円を描くと、一番下に来る点がPuls(拍)で周りの線の動きがSchwung

(時間が経って私の言葉で書いているので、この通りには答えてません(汗))


また、その場に聞きに来てくださっていた、ドイツ文学を専攻した方から

  「内的な情動」だと思います

との素晴らしいお言葉もいただき、場内一致で「なるほど〜」になりました。


で、私はずーっと「Schwung? Schwungってレッスンで先生よく使うっけー?」ってな感じで聞いていたのですが(ここだけの話…笑)

後から気付いたんです。
あーそういえば私、こんな感じって訳してたかも〜って。

ジャンプする前って膝を曲げるよね?膝を曲げて、ためて、ジャンプ。そのジャンプする前のためからジャンプする時の感じ。

ジャンプ台を膝曲げて降りて来て、いざ飛ぶよっていう時の感じ。

あぁ・・・私のこの語彙の拙さよ・・・


そして、ジャンプはジャンプでも、直線ではなく曲線なんですよね。

画像1

↑この絵みたら、直線ばかりですね(汗)
まぁ、とにかく、Schwungを日本語に訳すのは難しい、ってことでした。


こちら、大木美穂さんの記事がわかりやすく、読みやすいかと思うので、
貼っておきますね。


LINE公式登録していただくと、お得な情報が最新で手に入れられます。
エリーゼのために、解釈編と演奏編の動画プレゼントも用意しています。

こちらをクリック

友達追加


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?