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ロサンゼルスでワクチンを受けてみた

ワクチン接種が急がれる中、どこで接種できるのか?予約必要なのか、有料なのか無料なのか?簡単に調べることができるサイト。

娘の住むロサンゼルス北部の近所の大学駐車場でワクチン接種会場があるとのことで、予約もせずに行ってみることに。昔は並んでいたみたいですが、今はガラガラ。なので予約無しでもOK。まずは入り口で『ワクチンうけるの?テストするの?』と聞かれて、ワクチン接種レーンへ。

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このようにレーンが分かれている

テントの近くに駐車して、横に設置してあるテントに向かう。すると本日の接種はファイザーとJ&Jと書いてある。今回私はファイザーを選んでみたので、左のテントに進んだ。

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手書きのボードが並ぶ

テントの中に入る前に、簡単な本人確認をされる。

写真付きのIDと18歳以上であれば、誰でも接種できる
移民など現在のステータスを聞いてはいけない

とあるため、ロサンゼルスに滞在している私は接種可能なはず。早速受付にいくつか質問を受けた。

『IDは?』パスポートです・・・
『運転免許証はある?』と聞かれたものの、あるけれど期限切れているからと伝える。住所は免許証と一緒ではないことを知って、そのままパスポートを利用してくれた。写真つきIDであれば何でもいいので、パスポートでもいいわけで。

続いて住所と電話番号とメアドをお伝えする。住所はAirbnbに1ヶ月以上滞在するのでそれを利用。そこに住んでいるのかどうかなど、もしくは住所を証明するものは?などとは聞かない。

それが終わるとテントの中へどうぞ〜という感じ。みなさん野外なので暑そう。

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こちらがワクチン接種テント・クーラーも効いている

中にはいくつもの簡易テーブルがあって、そこに看護師さんと医療スタッフさんがペアでいた。スタッフのおばちゃんにいくつか質問をされる。

『アレルギーはありますか?』あ〜マンゴーですね。それから最近いちごとかキュウイとかもアレルギーかも。そうなんです。数年前アメリカにいる間に、あまりにも安くて美味しいので食べ過ぎたらそうなりました。『ああ、好きで食べ過ぎたのね〜』なんて雑談しながら、パスポートの写真をスクショしようとするおばちゃん。

『あれ?うつらないわねぇ〜』なんて色々iPad触っていて、よくみたら天井がうつってるw。『あ、それ天井うつっているので、反転させないとですね!』ということで解決。お茶目すぎやん!

他には

ワクチン受けるのはファイザーですか?
アレルギーはありますか?
緊急事態だから接種するという理解はありますか?
過去14日以内にワクチンを受けていませんか?
基礎疾患はありますか?
免疫に関する投薬をうけていますか?
コロナに感染していませんか?
コロナの疑いがある症状はありますか?
妊娠中や授乳中ですか?
この全てを理解して接種の意思がありますか?

ということをきかれて、自分ではサインも何にもしないままあっという間に接種。ワクチンはクーラーボックスに入れてあった。終わったら腕をよく回すこと。冷やしてもいいこと。水をたくさん飲むこと。鎮痛剤とか飲んでもいいこと。を伝えられる。ワクチン接種券?のようなものに、次回の接種日が書いてある。次は同じものであればどこで受けてもいいそう。そして接種予定日の前後4日以内に受けることとの説明が。

その後テントの外の、別テントで15分様子を見る。問診から接種まで5分もしない。しかしここで何か起きたら誰か助けてくれる人がいるのかな?というくらいのどかで、閑散としていていたんですけれど。皆さんリラックスしてその場を管理していました。終わったらすぐに携帯にテキストメッセージが来て、次の予定の確認ができた。

1回目接種:副反応

午後2時頃接種。打ってすぐに腕をよく回してね〜といわれたのでブンブン回す。一回目は打ったその日の夕方には腕がだんだん痛くなってくる。間違いなく注射を打ったね〜っていうズンズンした痛み。もともと注射は嫌いではないので(小学校の時に注射があると授業が無くなったので嬉しかったから)特に打つ瞬間の痛みは無し。腕の痛み以外にその後の気になる副反応は無し。熱もなく3日くらい腕が痛いくらい。ちょっと腕を上げるのがきつい筋肉痛程度。翌朝にはもう外出可能レベル。ちなみに当日は禁酒。(当日飲んだ人が悪酔いしたと書いていたので。)翌日はビール一本飲んでしまった。めちゃ美味しい!とは思わなかったから、副反応か?あまり飲み過ぎはよくないらしい。

2回目接種

こちらは予定日の数日前にテキストメッセージ。事前に予約してもいいし、そのままウォークインしてもいいと。前回から内容が変わっていないか?などを先に答えておくと、スムーズに摂取できるとのことで、早速携帯で返信。そして接種予定日の1日前に2回目の接種することに。翌日副反応が強く出るかもしれないとのことで、忙しくない日を選ぶ。実際に同じ場所に行ったら、すぐに情報が取り出されて、すぐにテントに入る。同じように2人1組で待ってくれている。1回目と同じ質問を受けて、サクッと接種。(前回は左で今回は右腕。)会場に着いてから接種終わるまで5分ほどくらいじゃないかと思うくらい、便利。そのまま帰るところだったけれど、シールがもらえたはずだ!と。別にそんなに欲しい訳ではないけれど、色んな人が見えるところに貼ってたりするので、ちょっと気になる。『シールもらえますか?』と聞くと、3種類出してきてくれて、迷っていたら全部あげると言われた。最高〜。

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コンプリート(なわけがない)

出口にはクッキーと飴が置いてあって、お好きにどうぞ〜と言われる。サービスいい。もれなくテントを出て、前回待機していた野外テントに行こうとしたら、『車で休んでてもいいよ〜具合悪くなったら3回クラクション鳴らしてくださいね〜』って、こちらもドライブスルーならでは。なので娘の待つ車で15分ほど待機。

2回目接種:副反応

ワクチン接種が午後2時ごろだったので、その日の朝からアクエリアスを少し薄めたものを飲みまくる。といっても1リットルくらいしか飲めていないかも。水分をたくさんとっている方が副反応が緩和するとかしないとか。熱がでるかもしれないし、どうなるのか?と思いながらも粛々と仕事をしていた。夜になって汗だくだったけれど、それは単に暑かったから。そして更年期のせいもある。寒気などもなく、その日はお酒ものまず、そのまま眠って翌朝どうにかなってるのか?とドキドキ。

翌朝起きても特に何かある訳でもなかったので、お昼ご飯を食べに出て行くことに。この時点で午後のミーティングは『万が一体調悪かったらリスケ』を承諾してくださった方々のみにしていた。それにじ〜っと副反応あるかも?!?と待っている方が気になって仕方ないなと。
夕方になって何となく全身むず痒い感じはしたものの、熱も何もない。きっと明日かもしれない。と思いながらベットに入る。3日目の朝は、すこぶる快調。これでもう副反応は終わったみたいだった。

もともとワクチン接種に対しては、積極的に受けたい!派ではなかったものの、カリフォルニアに来たらありとあらゆるところでワクチン接種を推進している。ニュースも何%接種しているとか、どういう層が接種できていないのか?など毎日報道されている。約7割の大人が最低1回は接種したとなっている。

そして接種できない人のためにも、社会貢献として接種しよう!的な雰囲気も流れていて。

ワクチン接種するよう促進

GET VAXXED!と書いてある101ハイウェイにあるIKEAの看板

ワクチン接種した人はマスク外していいだとか、大学や団体活動にはワクチン接種が必要だったり(2021年6月20日現在"FDA承認済み"を入れるかどうか対応が割れているが)している。

そしてすごいなと思うのは、接種してもらう人を増やすために、ドーナッツなどはもちろん、バスケの試合、商品券、学費がもらえたりする地域もあったり、宝くじのように賞金がもらえるなんてこともあってさすが。早く接種した友達が、『もっと待ってたらよかった!』と残念がっていたりも。

こうしてドキドキの2回の接種が終わりましたとさ。日本でも必要とされている方に早くワクチンが届きますように。

追記:先日デジタル証明ができたとテキストメッセージとメールが来る。開いてみるとQRコードだった。このワクチン接種証明はApple Walletに入れられるようになっていて、簡単にダウンロード。これでどこでも証明できる。

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