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With パニック日記(2)

お久しぶりです。

卒業しました女子大生4年のWakanaです。


 去年の春にパニック障害になり、今も治療中です。(パニック障害になった経緯を知りたい方は記事を載せますので、ぜひ見て頂けると嬉しいです!)↓


 さて、本題に入りましょう!


 つい最近、パニック障害と向き合いながら少しずつながらですが前に進み始めています。

 最近の症状としては、低気圧による息苦しさ、身体のだるさ、頭がすっきりしない、急にくる不安感が主にあります。ただ、その時その時に合わせてなんとか対処できているというのが現状ではあります。


 そんな症状を抱えながらも、ついに論文を提出し口頭試問も終わらせ、無事に卒業できる単位を取得し、この春に卒業することができました!

 パニック障害になりながらも、なんとかしがみついて最後の大学の課題に取り組めたことに誇りを持って、サポートして頂いた教授には本当に感謝してもしきれません。

 
 そんな私は最近、一人暮らしへと再挑戦をしています。パニック障害を発症して以来の大きな人生のパニック障害への克服の第一歩です。


 パニック障害を発症してからコロナということもあり、実家で授業を受けたり生活を送っていたりしました。本来であれば、コロナ禍でありながらも大学生活最後まで一人暮らしをする予定でしたが、パニック障害を発症したが故に約2年間実家暮らしを送っていました。


 一人暮らしをしている皆様にはよく理解できるかと思いますが、一人暮らしは仕事や学校以外の時間はとてつもなく時間に拘束されない生活を送ることができます。


 それは何を意味するかというと、意識的に行動していかなければ人とのコミュニティーがどんどんと無くなっていくということです。


 今まで実家暮らしでは、嫌でも家族と顔を合わせるため絶対的なコミュニケーションはありました。


 しかしながら、一人暮らしを始めた途端、様々な物事に追われることなく自分の好きな時間に起きてもいいし、自分が好きな時間に好きなことを出来る時間が圧倒的に増えます。


 それに加えて、今はコロナ禍であり人と直接会い、コミュニケーションをとることも積極的にはできません。


 人と直接会い、コミュニケーションをとるということは私にとってはパニック障害を和らげる一種の手段だと主治医から分析されています(パニック障害を和らげる手段は人によって異なります)。


 そんな私がコロナ禍で一人暮らしをするということはある意味、挑戦のようなものなのです。さらに「新しい環境」という条件がつくことでさらにパニック障害の克服は少し難しいものとなります。


 ただ、いつでも実家に帰れる距離ということだけあって少しは気が楽な環境で克服できるように考えて新しい拠点は選びました。


 それから、私はさらにもう一つ新しいことを始めようとしています。それはITパスポートの取得です。


 途中で中止した就活を今年からまた始めようとすると、どうしても一学年下の学生と一緒に就活をすることになります。そうなると一学年下の学生と比べられてしまうのは確かです。


 本来何事もなく就活をして卒業までには内定を頂くことが出来るかもしれなかった最後の学生生活が、パニック障害によって中止を余儀なくされたのはもうどうしようもないことです。


 しかし、そんな理由は企業側にはただの言い訳にしかならないと私は思っています。そのため、比べられてもいいように自分に武器が欲しくてパソコン教室に通って国家資格のITパスポートの取得に向けて現在、勉強を始めています。


 これらの一人暮らしと資格の取得、どちらもパニック障害になってからの私にとっては自立して生活できるようになるため、そして新たなステップ(社会人を目指して)を踏み出すための準備運動でもあり、第一歩でもあります。


  同い年の人が無事に新社会人になられた方をとても羨ましく思いますが、私は一日でも早く今までの私を取り戻すためにも、他人と自分を比べてしまうこともあるだろうけれど、自分に向き合いながら新しく前に進んでいきたいと思います。


 同じパニック障害を持っている方、そうでもない方もこの春から新しく何かを始める方は多いと思います。目指すことやおかれた状況は違えど、何か新しく始めるということはとても怖いことでもあり、わくわくすることでもあります。


 その中で間違えも挫折も当然味わうことでしょう。しかし、心のどこかには必ず自分を責めないで褒めてあげることを忘れないであげてください。


 自分を奮い立たせる「頑張れ」ではなく、自分を労る「よく頑張ったね」を自分自身に贈ってあげてください。




 

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