見出し画像

時間をかけて、受け止める。

今日、数年ぶりの友達から連絡があり、
久しぶりに電話した。

その中で共通の友人が数年前に亡くなっていたことを聞き。

ああ、まただな…と思った。

前回の話はこちら↓

悲しみと癒しと。|waka@蠍座を生きる @Suzuwaka5 #note

今回亡くなっていた友人も、
長らく会っていなかったけれど、
「きっと元気にしているだろうしまたいつか会えるだろう」と思っていた。

亡くなっていたなんて。

高校時代、
楽しい時間を共に過ごしたたくさんの友人たちの中に、
亡くなった友人もいて。
思い出すだけで笑える思い出がたくさんある。

なんとも言えない寂しさがある。

楽しかったあの頃の思い出はもちろん変わらないし、
いつまでも忘れることは無いけれど。

あの楽しかった日々のことを「心の思い出の箱」から取り出すたびに、
その友人だけはもう2度とは会えないところにいるのだなあ、
ということも思い出して、
少し寂しい気持ちになるのだろうと思う。

しばらくの間は。

だんだんと歳を重ねるにつれて、
「寂しさのかけらが一つもない思い出」が、
少しずつ減っていくのかもしれない。

ひょうきんで、
実は繊細で、
カッコつけたがりで、
優しくて、
絵が上手な、
蟹座の友人だった。

ものすごく小さいけれど、
確実に心に穴が空いた感覚がある。
何かがほんの少しずつだけれどそこから漏れている。

じわじわと。

時間をかけて、受け止めていく。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?