時間をかけて、受け止める。
今日、数年ぶりの友達から連絡があり、
久しぶりに電話した。
その中で共通の友人が数年前に亡くなっていたことを聞き。
ああ、まただな…と思った。
前回の話はこちら↓
今回亡くなっていた友人も、
長らく会っていなかったけれど、
「きっと元気にしているだろうしまたいつか会えるだろう」と思っていた。
亡くなっていたなんて。
高校時代、
楽しい時間を共に過ごしたたくさんの友人たちの中に、
亡くなった友人もいて。
思い出すだけで笑える思い出がたくさんある。
なんとも言えない寂しさがある。
楽しかったあの頃の思い出はもちろん変わらないし、
いつまでも忘れることは無いけれど。
あの楽しかった日々のことを「心の思い出の箱」から取り出すたびに、
その友人だけはもう2度とは会えないところにいるのだなあ、
ということも思い出して、
少し寂しい気持ちになるのだろうと思う。
しばらくの間は。
だんだんと歳を重ねるにつれて、
「寂しさのかけらが一つもない思い出」が、
少しずつ減っていくのかもしれない。
ひょうきんで、
実は繊細で、
カッコつけたがりで、
優しくて、
絵が上手な、
蟹座の友人だった。
ものすごく小さいけれど、
確実に心に穴が空いた感覚がある。
何かがほんの少しずつだけれどそこから漏れている。
じわじわと。
時間をかけて、受け止めていく。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?