見出し画像

秋の女子🍁イラストメイキング🖌

前からちょこちょこと「イラストは何で描いているんですか?」と質問されることがあったので、私のイラスト制作の過程を公開してみようと思います。

今回作成したのはこちらのイラスト↓

イエベ秋っぽい女の子をイメージ。

フリー素材にしている女性のイラストや、前にTwitterでプレゼントしたイラストなんかも同じ方法で描いています。

正直、私はあまり絵が上手ではありません…😂
ただ、下手なりに工夫はしているので、何かの参考になれば…と思います!

使うもの

・紙、鉛筆
・Adobe Illustrator(イラレ)
・Adobe Photoshop(フォトショ)
・ペンタブレット

①下書きをする

ますは紙に鉛筆で下書きをします。(アナログ)
髪型やポーズ、表情などはモデルさんや女優さんの画像などを参考にしてます。もちろんそのままトレースするのはNGですよ🙅‍♀️

紙はそのへんにある裏紙です。鉛筆は3B。

これをスマホで真上から撮影し、パソコンに転送します。(スキャナも持ってるけど面倒で…笑)

②線画を描く

ここからはデジタルでの作業になります。
撮影したラフをイラレに配置して、上からなぞるように線画を描いていきます。線はベクターデータ(パス)で描いています。

線がシンプルなぶん、位置や曲がり方などちょっとの違いで印象が大きく変わるので、思うような線になるまで何度か描き直したり、描いた後にパスを調整したりしています。

シンプルな線でさらっと描くのが意外と難しい…

線画をイラレで描くというのがちょっと珍しいんじゃないかなと思います。
イラレで描く理由は、細く均一で滑らかな線が描けることと、後から色や太さを調整しやすいこと。
私は不器用なので細く滑らかな線を描くのがとても苦手…😱今までフォトショやクリスタ(CLIP STUDIO PAINT)などでは線がガタガタしてしまって思うように描けなかったのですが、今は線画だけイラレにするやり方で落ち着きました。

その代わりラインの正確さや下書きの再現性は落ちるのですが、全体的にラフな感じで仕上げるので、そういう味と思って描いてます。

③色を塗る

線画をフォトショに配置して、色を塗っていきます。(スマートオブジェクトのまま配置しておくと、あとから線画の編集もできるので便利です。)

まず髪や洋服をざっと塗る。髪は光の当たり方を考えつつ濃淡をつけることで艶感を出します。

そして一番楽しいのはここ!!メイクをするようにお顔に色をのせて、ハイライトをいれます。

お化粧して → ハイライト(光)を入れる。

④テクスチャを入れる

一番上のレイヤーにこんな感じのテクスチャを作ります。

フォトショの水彩筆などで適当に描いたもの

これをオーバーレイにして、透明度を下げて調整すると下のような感じに。
色に深みがでて、ラフな塗り方でも雰囲気のある感じになります。

オーバーレイは、明るいところはより明るく、暗いところはより暗くなる効果です。

⑤仕上げ

今回はイラストだけだとちょっと物足りない感じだったので、ちょっとした飾りを入れました。秋なのでリッチな感じのゴールドで。
あとは少し抜けが欲しかったので、背景を一部白くするなどしてデザインを調整します。

飾りは「BOTANY 植物と装飾素材集」のものを使いました!シンプルで品の良いおしゃれ素材がたくさん入ってておすすめです🌿

最後にトリミングして完成です!

以上、ざっくりな説明でしたが私のイラストの作り方でした。
こんな感じで地味な工夫をしながらイラストを作ってるんだな〜と思ってもらえると嬉しいです。 
ここまで読んでいただきありがとうございました🥰

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?