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自信ってどうやってついたんだろうね?という話

みなさん、こんにちは!ミートキャリアの喜多村です。

普段はキャリアカウンセリング事業を行っており、私が書くnoteはいつもその事業のことばかりなのですが、今日は自分のことについて書いてみたいと思います。


ストレングスファインダーを受けてみた

先日、ひょんなきっかけでストレングスファインダーを受けました。Top5だけのやつ。その結果がこちら。

1. 未来志向
2. 最上思考
3. 目標思考
4. 自己確信
5. 着想

この結果について、どのように読めば良いのかな〜といろいろ調べていたところ、こんな結果を目にしました。下記は1597人の回答者が上位にもつ資質を多い順に並べたものです。

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参考:ストレングスファインダー診断結果【徹底分析】日本人に多い資質1位はどれ?


自己確信は日本人に最も少ない資質で、世界基準でも最下位のようでした。ちなみに、他のサイトを参照すると、自己確信を上位5位に持っている人の割合が4.7%で、最も多い資質は31.5%でした。


キャリアカウンセリングでもよくある「強みがない、自信がない」という声

このnoteを書こうと思ったきっかけは、単純に自己確信の話をしたかったというより、「私には強みがないし自信がない」という人に少し発想の転換をすることで自信を持ってほしいと思ったからです。

よく、キャリアカウンセリングを行っていてそういう声を聞くので、「自分の強みを伝えるためには」といったイベントを行ったりもしています。それは主にプロのキャリアカウンセラーがキャリアの棚卸しを通じて言語化を行うことがほとんどですが、今回は「自己確信」につながるマインドがどのように形成されてきたかといったことを私個人の経験ベースでお伝えできればと思います。

【注意】なお、このnoteに記載していることはミートキャリアサービス全く関係がなく、全て個人の見解・経験ですのでご了承下さい。また、Top5になる資質は先天性の高いものとされていますが、今回は後天的にどのような経験が影響していそうかを勝手に個人的に考察しているだけのものです。


自己確信を持つための要素

私の人生を振り返ると、下記の3つが影響していたかな、と思います。これらは全て幼少期〜学生時代までに経験したものです。

① 目標は自分で決め、失敗は放置しない
② 100%安心できる場所を持つ
③ 世の中には正解の選択肢がないことを知る

後ほど1つ1つ紹介するのですが、これらに共通していることは「他人と比べない」ことに通じているかと思います。そこが、自信を持つための近道になりそうな気がします。

① 目標は自分で決め、失敗は放置しない

これについては、小4のときに最も記憶に残っている出来事があります。
当時の私は中学受験のための塾の入塾テストに追われていました。中学受験するための塾に入るための受験、ってもう、こっちがお金出すんだから入らせてよって思っていたんですが、私はその頃、毎朝お母さんに「わかな、目指せ普通やで!平均で良いねんで!」と言って見送られるほど普通ちょい下の小学生でした。で、見事その"中学受験するための塾に入るための受験"に落ちたんです。

人生はじめての大失敗。否定された感覚でした。

落ちた連絡が来たときには、もう泣きじゃくって、「私はなんて無能な人間なんだ」と思い込み、初めて晩御飯も食べず部屋に引きこもりました。これをそのまま放置していたら、きっと「ダメな人間だ」と終わっていたのでしょうけど、そこで父が教えてくれたんです。

「失敗したら、絶対に放置するな。それを活かせ。」

次の日からその塾の隣の塾に入るために、人生で初めて勉強し(週末は1日8時間位)、「目指せ普通」だった私が隣の塾に1番上のクラスで入りました。これが人生で初めての失敗と成功の体験です。

この最初の失敗で「自分はやれば出来る」という経験ができたことが、その後の目標設定でも活きているなと感じています。

入塾後は、志望校を親の推薦を振り切って自分で決め、他責にできない環境を作ることで結果へのコミットメントが高まり、結果が付いてくる循環になったのではないかなと推察しています。


② 100%安心できる場所を持つ

これは、たとえ失敗しても帰ってこれる場所が必要であるということを指しています。私の場合は母でした。
先程「目指せ普通!」で登場した母ですが、「目指せ普通!」には母なりの意味があって、

「普通でいいんだよ。特別じゃなくても。」

ということを含んでいます。この話で印象に残っているのは、大学受験のときのことでした。(受験絡みばかりで恐縮)

先程の中学受験で私は進学校に入学し、頭のいい子たちに囲まれ、中学生からは見事に落ちこぼれていました。本当に全く勉強しなかったのですが、高校生から徐々に受験を意識しだして勉強を始め、ついに来た高3の秋。志望校もD判定ばかり。あの子はA判定なのに。ピリピリしている時期でした。母がいつもの調子でふざけて言ったんです。

「失敗したって私の愛は変わらないよ〜」

当時の私はムッとしたのを覚えていますが(笑)、今になるとそう言える母の心の広さを感じます。ああ、多分この人にとったら私が少しでも偏差値の高い大学に行くことよりも、毎日元気で過ごしていることがよっぽど期待していることなのかな。と思いました。

そこから、「まあ失敗したって死ぬわけでも人生おわるわけでもないし、思い切って挑戦したいように挑戦するか」と思うようになりました。失敗しても変わらず迎えてくれる、安心できる場所というのが自信を持って挑戦するには必要だと感じた出来事でした。


③ 世の中には正解の選択肢がないことを知る

無事に大学に入学した私は、これまで進学校で敷かれたレールのある環境から一気に自由になりました。今まで経験できなかった知らない世界を知りたい好奇心から、良くバックパックにでかけたり、休学して海外でインターンシップ(という名の自分探し)をしたりしていました。
今まで行った国は25カ国ぐらいなのですが、中でもアフリカやインド・東南アジアなどの途上国が好きでした。

「明日行くね」と言って来ないことは当たり前だし、仲良くなったと思ったらボッタクリだし、宗教を信じてないなんて有り得ないと言われるし、それぞれの文化が色濃く残る場所で、「ああ自分の価値観は当たり前じゃないんだな」ということに気づきました

これ、海外だけの経験では極論に過ぎないですが、起業して他のスタートアップを見ていてもそうです。「●●はものすごく将来性のあるプロダクトだ!」という声もあれば「全然ダメだ、うまくいくわけない」という声もあり、基本的に賛否両論なわけです。その声に一喜一憂することはもちろんあるのですが、誰がどう見てもこの意見が正しいということは一つもないのです。(道徳的な意見はさておき。)

そして、意見をする人はその意見に責任を取ってくれるわけではないので、最後は自分が選択し、責任を取り、そのうえで自分の定める目標に対して頑張ることが1番自信を持つための近道ではないのでしょうか。



◆◆◆


不意に思い立って書いてみましたが、色んな意見があると思いますので、一意見として留めてくださいね。笑


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