選ぶことができるのは。
選択肢がある状態、が幸せなのだと思っていた。
いや、今もある程度はそう思っているのだけれど。
学びたいことを選べること、いつでも新しいことに挑戦できること、好きなことをやり続けられること、どれもこれも選択肢があるということ。
そうでないこともある。
そうすることが決められているとか、他のことをする時間もないほど何かをしないといけない、とか。
ただ、選べることによって苦しいということを知った。
可能性があると思うことによって苦しい道を歩かないといけないということを知った。
何にだってなれると思っていた幼稚園の頃が、
大体自分の好きなものがわかってきた小学生の頃が、
自分に向いていることが明るみに出てきた中学生の頃が。
自分のしたいことを求められるようになる高校生、できることを述べないといけない大学生。
できないこともできるようにするのが社会人?
歳を重ねる中でいろんな環境とか、価値観が作られていって、どんどん選択肢は減っていく。
でもある意味それは幸せだなと。
無限に可能性があっても、実際にできることは有限。だから、ある程度選択肢が減っていった方が気持ちの面で楽になれるような。
出来たらいろんな選択肢の中で、今の自分を選んでここまできたって言いたいね。
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