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英検1級、IELTSoverall7.0、TOEIC915を一年弱で達成するまでにした勉強法(前半)

こんばんは!ワカメと申します!

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Twitterリンク→https://twitter.com/wakamememed

はじめに

2020年4月からの約1年弱で英検1級、IELTSoverall7.0、TOEIC915を達成することができ自分の経験が英語学習者の方の少しでもお役に立てばと思いこの度は記事を書かせていただきます。それまでは英会話というものをしたことが一度もなく発音記号すら読めませんでした。

先に断っておきますが、資格試験のためというよりは、私自身が”バイリンガル”に強い憧れがあり、資格試験にとらわれない英語力そのものを上げたいという気持ちで勉強してきたので短期間で試験で結果を出すといった感じの勉強法ではありません。さらに楽して英語力を上げる勉強法は存在しない(巷に溢れている聞くだけで英語力が上がるみたいな類の教材は全て虚偽広告!!!)のである程度のストイックさは必要になります。しかし、下記に書かせていただく勉強法をある程度実践することができれば現段階のレベルに関わらず飛躍的に英語力を向上させることができると確信しております!

(短期間で資格を取る必要がある方もいらっしゃると思うのでその方々向けに私の思うコスパのいい各試験の勉強法については後日別記事で書かせていただきます!)

自分の勉強法を信じてやってきた結果、TOEICはほとんどTOEICの勉強はせずに900を超えることができ、さらに3月のIELTS(英検二次落ちたと思い込んでリベンジを果たしたい一心で準備する時間もないのに申し込んでしまった涙)では無対策でOA7.0をとることができました!!学習していた時は常に不安でいっぱいでしたが自分のやってきた勉強法は間違ってなかったと思います。一切の脚色なしでやってきた英語学習について書かせていただきます。

まず、以下戦績(笑)です。

2020年4月半ば 大学受験から4年ぶりに英語の勉強をガチで始める

2020年7月 IELTS6.5(R7.5L5.5W6.5S5.5)

2020年9月  IELTS6.5(R6.5L7.0W6.5S6.5) TOEIC845(L460R385)

2020年10月 TOEIC910(L満点)&英検1級一次試験合格--上半期

2021年1月   TOEIC915(L460R455)

2021年3月  英検1級2次試験合格&IELTS7.0(R8.0L7.5W6.5S6.0)

自己紹介

23歳の国公立医学部5年生です。英語に関しての元のスペックは大学受験である程度の文法および語彙は学習していたものの4年間でほとんど抜けてしまっており、なにかの英語力診断でTOEIC680ぐらい?と出たことを記憶しています。特にSとLに関しては本当にひどくて私が英語を話すと周りに爆笑される(←いわゆる出川イングリッシュみたいな英語を話してました(笑))&アメリカに行った時はホームステイ先のネイティブに話しかけてももらえず「あなたは英語が全く話せないから友達に訳してもらいなさい」と言われて紙のメモを渡されるレベルでした(涙)

そもそもなぜ英語を始めようと思ったのか?

2020年3月

コロナで飲み会も行けへんしバイトもできへんし時間できたな~~~、英語話せたらなんかかっこええしDMM英会話でも始めるか~!

みたいな単純な動機です(笑)

DMMのノーマルプランに申し込み毎日25分だけやって満足してました(笑)

そして

2020年4月

コロナ収まりそうにないな~、マジで暇やし英語ちゃんとやるか~、

お金払ったらまじめにやるかな?DMMネイティブプランにすっか~!

この時はまさかこのプラン変更が私の人生を変えることになるとは思ってもいませんでした(笑)

払ってるお金の元を取りたいという気持ちがきっかけで英語を真面目にやるようになったのです(単純(笑))

そして英語の勉強にはまり2020年4月の半ばごろに

”よっしゃ、この一年間でネイティブレベルになってみんなびっくりさせたろ!!”

と思うようになりました(今考えたらほんまにアホですがここから私のガチ英語学習が始まります!!)

前置きが長くなりすみませんでした!以下に時系列別勉強法を書かせていただきます↓↓↓

特にはじめの4~7月は試行錯誤で様々なものに手を出していたのでメインで勉強したこと、メインではないけどやってたこと、反省点・改善点みたいな感じで書こうと思います。4~10月(英検1級1次合格まで)をひとまず書かせていただきます。このときの英語学習が今の私の英語力を9割を作ったといっても過言ではないと思うので!

2020年4月~6月(鬼のストイック時代)

平均学習時間:一日7時間(実習がなかったため)

・高校文法の総復習

英文法がとにかく抜けてしまっていたので高校の時に使用していた”チャート式基礎からの新英語"を使って一通り復習しました。本当に細部にわたるまで読みこみました。これは本当に効果があったと思います。音読しまくって頭で考えなくても口から出てくるレベルにしました。英語勉強ブランクあって始める方は英文法から学び直しましょう!ここを疎かにすると後で大変なことになります。文法書は色々ありますが正直しっかり高校範囲まで網羅されてるものであればなんでもいいと思います。変に何冊も手を出さず一冊を完璧に仕上げてしまいましょう!(完璧というのはテキストのどの和訳見ても英文に直せるレベルです。)

・DMM英会話

Daily News を毎日選択して

25分予習→テキストの語彙を辞書で調べる&一つずつ例文を調べる    Discussionで言いたいこと考える&英語で言えない表現をググる!!

初心者の方でFree Talkばかり選択するのは英語力を上げるという観点ではおすすめしません。扱う話題が毎回似たり寄ったりになってしまうからです。Daily News を使うことで様々なテーマを扱うことができます!また、EX1の語彙のところは予習でやってレッスンではスキップすることをお勧めします!電子辞書もしくはスマホがあれば自分できることはレッスン前に自分でやってしまいましょう!!

25分授業→1つでも多くの予習で調べた表現や語彙を使って話す&可能な限りその日に覚えた単語や表現など一つでも多く使うようにする(こうすることで定着度が変わってきます。)また、初心者の方は軽視しがちなのですが3単元のSや時制も常に意識しましょう!はじめに意識してやっておけばそのうち無意識にできるようになります!!

25分復習→Otter というアプリで録音したやつ聞きながらディクテーション&言えなかったorつまった表現checkして先生に教えてもらった表現と一緒にルーズリーフにまとめていました。こんな感じです!(字汚いとか言わんといてください(笑))

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25分前日および前々日の復習→英語に限らずですが暗記するには繰り返し学習が必要不可欠です。毎日、前日および前々日にまとめたルーズリーフを読み直してました。(最終このまとめルーズリーフは300枚を超えました。)

・独り言英会話徹底&英語環境作り徹底

この頃の目標は”1年後にネイティブになること”でした。(笑) 今考えたらほんとにバカですがこのマインドセットが英語力を飛躍的に上げてくれました。医学の勉強をする時以外は日本語をシャットアウトしようと決め、常に心で思ったこと(例えば、あの人、めっちゃイケメンやな!とか(笑))や友達との会話を頭の中で英作してました。(効果は凄かったですがかなり精神的に参ってしまったので徹底するのはお勧めしません。しかし、ある程度生活に取り入れるのは本当にいいと思います。)

さらに、常に英語を耳に入れておきたくてバイトの行きかえりはひたすらBBC6分英語とアブリルラビ―ンを聞きシャドーイングし続けていました。勉強の息抜きもこの頃は"Friend"で息抜きと言いながら聞こえなかった表現を一個一個止めたり、知らない表現をルーズリーフにまとめたりしていました。独り言英会話の時に表現できなかったフレーズはこのページで調べていました。回答者がネイティブが多いので自然な表現を学ぶことができます。https://eikaiwa.dmm.com/uknow/

語彙強化

語彙を強化するもなにもあらかた忘れてしまっていたので”鉄壁”(高校で使っていて当時は擦り切れるまでやりこんでいた)と”金のフレーズ”(いつかTOEIC受けるかなと思って)とパス単準一(いつか英検受けるかなと思って)をしっかりとやりました。パス単準一に関してはだいたい鉄壁で網羅されていました。

語彙を覚える際に時間はかかりますがなるべく単語帳の例文以外にもう一つ辞書かネットかで例文を調べることを徹底していました。(一つの例文だけではニュアンスがしっかりとつかみきれないことが多いからです。)わからない単語に付箋を貼って覚えたらはがしてって感じでやってたのですがこの辺りは人それぞれだと思うので覚えやすいように覚えて下さればと思います。

・反省点 発音記号、発音を学ばなかったこと

発音を体系的に勉強しなかったのがこの時期の大きな過ちでした。発音記号はゆうなれば音楽でいうドレミファソラシドみたいなものです。♪が読めなくても歌は歌えると思いますがそれぞれの♪の音程をしっかり学習してから歌の練習をした方が特に大人になってからは上達が早いと思います。

さらに発音を学ばなければリスニングもできません。特に英語には日本語にはない母音がたくさんあります。cat,cot,cutなどを聞いて母音の違いがわからないうちはリスニングもできません。さらに発音記号を学ばずにシャドーイングを繰り返していたことで発音の変な癖がついてしまいました。

英語初心者の方は”英語耳”を繰り返し(最低100回)することを強くお勧めします!私のリスニングにbreaththroughをもたらしてくれた一冊です。

2020年7月~9月(英検1級受験決意)

平均学習時間:一日6時間

2020年7月に英検1級受験を決意します!

語彙力増やしたいしなんか英検1級てめっちゃカッコいいやん!!って思ったのがきっかけです。英検1級なんて4月の私からしたら一生受けることのない試験だと思っていたので申し込んだだけでテンションが上がったことを覚えています。

この時はまあ10月の一次は記念受験で1月受かろ~みたいなテンションで申し込んだことを記憶しています。しかし、やってるうちにいや、一発合格したろ!!みたいな気持ちになってきてこの時期の勉強は60~70%は語彙に充てていました。

・独り言英会話徹底

大学の実習が始まったので4~6月と同レべでは徹底できていなかったとは思われますがこの時期も可能な限り(例えば実習で暇な見学の時など)患者さんや先生が仰った日本語を頭の中で訳していました。

・IELTS対策

大学のネイティブの先生に勧められて7月に初のIELTSを受けました。LとRに関しては一週間前から過去問をやり、SとWに関してはBest Teacherを用いて対策しました。(そのため、7月はDMM英会話ではなくBest teacherを用いました。)Rはなぜか良かったもののSとLは惨敗。Wは6,5と良かったです。おそらく文法書を読み込んでいたからだと思います。

・英検一級一次対策

英検1級を通して語彙を増やしたかったので語彙に関してどうしても妥協したくなかったため”パス単1級”と”単語帳EX”とJapan Timesの語彙の問題集と過去問の語彙をひたすらやり続けました。おそらく一日最低3時間は語彙に持っていかれてました。ただ、この語彙地獄のお陰でIELTSのRLともに知らない単語はほとんどなくなりました。計画性が無さ過ぎてLとRに関しては一週間前からしか対策できませんでした。Wに関してはJapan Times の英検1級W対策の本を熟読して知らない表現をストックしまくりました。英検一級合格のために英字新聞を読むべき!みたいに時々言われますがJapanTimesのW対策の本は英字新聞を読んで得られるであろう知識が適度な長さ&難易度の文でまとまってるのでおすすめです。(英字新聞は凄く勉強にはなりますが一級のためであれば必ずしも必要ではないかなと思います。)

・TOEIC対策

TOEICは9月に無対策で受けて845で悲しかったのでその3週間後の10月のTOEICでは”出る1000”と”金フレ”と”公式問題集5’、一冊を文章に出てくる知らない単語、表現を全て覚えていったら910が取れました。TOEICの教材は本当にたくさんありますが、何冊かに絞って隅々までやることが大事だと思います。

・リスニングおよび発音

IELTSでLが5.5だったことをきっかけにリスニングを徹底的にやろうと思い英語耳を100周しました。これによって母音の違いが全て聞き分けられるようになりました。また、BGM感覚でBBCを移動中や部屋で作業するときに流しており同じものを一日10回近く聞いていたと思います。聞こえなかったところは巻き戻して何十回も聞きました。こんな生活を7月から10月まで続けたら10月のTOEICではLが満点で英検二次でもLは20問ぐらい合わせることができました。

発音に関しては英語耳とELSAをしてました。英語耳はリスニングのためもありますがどちらかというと発音のためにやってたのですが発音はあまり上達せずリスニング力だけ上がりました( ;∀;) 発音はまだまだなのでさらに精進いたします。

・DMM英会話

相変わらず1日1回はやっていましたが英検対策で忙しく4~6月ほどはやらず基本的に語彙の予習だけになりました。ただ、4~6月頑張ったお陰か予習しなくてもある程度意見が言えるようになっていました。

番外編 休憩息抜きに関して

4月~5月終わりあたりまでは筋トレをしたり漫画を読んだりユーチューブのダンス見て踊ったり友達とオンライン飲み会したりして人並みに息抜きはしていたと思います。勉強サイクルとしては一時間勉強10分休憩みたいにしていました。

6月ぐらいから実習が再開しその頃あたりから今考えると少しおかしくなっていきます。

実習始まる→医学も勉強したい、けど英語もペースを緩めたくない!!!

と思った私は勉強時間をいかにして捻出するかを軸に生活を始めます。具体的にいうと、料理、お風呂などの時間を短縮するべく料理は基本手間のかからないものor既製品、お風呂も10分で入ると決めました。さらに、大学ではなるべく友達に遊びに誘われないように(コロナ前の私はフッ軽の極みだったので断りづらかったため)実習が終わったらすぐ図書館に籠るor家に帰るようになりました。

勉強サイクルも医学と英語をほぼ休憩なしに回すようになりバイトと習字と実習と寝る前の筋トレ以外の時間はずっと勉強していました。息抜きしいやと言われる度に「勉強楽しいからな!」か「時間は貴重やからな!」みたいな感じで答えていてコロナ前の私(毎日遊んでいた)を知る両親やその時の彼氏などに本気で心配されていました。今考えると確実に病んでいました( ;∀;)

息抜きというのかはわかりませんが、Distinction1、2の単語を覚えることも当時は”息抜き”だと思って英語の勉強と医学の勉強の合間に行ったりしてました。

以上が上半期の記録です。

英検一級の一次試験に合格することができた時は泣きそうなぐらい嬉しかったです。(特に力を入れていた語彙セクションが満点ではないものの23点とれたので!)

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後半(英検1級二次不合格からリベンジ&IELTSOA7.0達成まで)に続く!!

ここまで読んでくださった方々本当にありがとうございます!!!



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