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世界自分発見!キーを変えていた私

今日は少し涼しい。
ようやく自分の生きる季節だという気がしてくる、そんな夏生まれの25歳。

先日、自宅で鼻歌をうたっていたときに、私は衝撃を受けた。

特別なことはなく、ただふんふんとうたっていただけなのだが、ある自分の癖に気づいてしまったのだ。

わたし、キーを変えてる!

キーというか正確にはオクターブなのだが、つまり高くて声が出ない部分に差し掛かると、1オクターブ下げてうたっているのである。たまに瞬間的にキーを変えていることもある。

これがどうして衝撃かというと、この「高くて出なくなってきたらオクターブ下げる」、そのまんま私の人生における行動にもあてはまるからだ。

無理そうだったら、方向を変える。
難しそうだったら、やらない。
つらそうだから、続けない。

そういうことが、多い気がする。

飽きっぽいのか諦めが早いのか、堪え性がないのか。なんと形容してもいい気がするし、どれも正しくない気もする。

ただひとつ言えるのは、鼻歌でキーを変えたりオクターブ下げたりする私は、それも私の性質の表れなんじゃないか、ということだ。

これが私の人生にとってプラスなのかマイナスなのか、まだわからない。

「マルチ・ポテンシャライト」(PHP研究所)という本を読んだときは、いろいろなことをしたがる自分はマルチ・ポテンシャライトなのだと思った。やりたいことを、次々に仕事にできるのだと。これでいいのだと。

でも、正直まだ不安だし、あと不安だし、それに不安だ。

「人生最高だぜyeah!!!」という素晴らしいテンションになるときもある。心の中で。

日々その繰り返しなのだが、根本的な自己肯定感のおかげか、今のところ飛び降りたいとか飛び込みたいと思ったことはない。

でももしかしたら、世の中には私のように「ゆらゆら」している人がたくさんいるのかもしれないな、と思う。

前日が楽しいと翌朝が楽しいという単純な人間でもあるので、とりあえず元気です。

おためし

ちなみに鼻歌に関しては、ここ数日、「キーを変えずに突き進む」ということを試している。

「この音程で始めたかったから歌い始めたのに、大サビできつくなったら下げちゃうの?試しにがんばってみたら?」という天使の声が耳の後ろで囁いたのである。

天使に従ってみたら、これが意外と歌える。
ええい声出してまえ!というやけくそな歌い方ではあるが、呼吸も深くなるし、なんだか心地よい。

お皿を洗いながら自分というものを1つ発見し、新しい小さな挑戦が始まったのであった。

#エッセイ #発見

私が書くことってハッシュタグ映えしないというか、なんとも言えない微妙な小さい話が多いんですよねえ。



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