ジャンプ主人公の生活にはトイレ掃除がない

嘘をつくのがうまい少年が小説家になるように

描きたいものしか書かないから美しい

ジャンプ主人公の人生にはトイレ掃除はない

人生はもっと汚いはずだろ?

フィクション野郎が溢れてやがる

他人の目を気にしていい子ぶりっ子

プライドチョモランマ

みんな自分が一番まともだと思っている

それでいいだろう?

いいねの数を競って

誰かの人生のレプリカ

ボクはモブになりたいんじゃない

誰かの模造品なんてまっぴらだけど

オリジナルになるような個性はなくって

ジェネリックで満足してしまう

ODする勇気もなくて

今日も惰性で生きる

人生に意味なんてない

価値のある人間なんてあの子以外にいないんだ

買ったベースはただの置物と化したけれども

無駄こそが人生で

そこに大義は必要なのだろうか?

ボクは曲を作れないし

楽器も弾けないし

小説も書けやしない

だからこうやって詩モドキを書いて満足

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