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vol.817 子供の勉強を邪魔している言葉たち


#365チャレンジ 【817日目】

秋田県大館市の
「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。

2023年3月に365回を無事達成したものの
特にやめる理由も見つからないので
いまだに毎日書き続けています。

塾長の信念は「継続こそ最強」
勉強だけではなく、仕事も鍛錬も、
全て継続できた人が成功します。
それを証明するためのこのブログです。

書いている内容は、
・勉強のこと
・大学受験のこと
・高校受験のこと
・中学受験のこと
・子育てのこと
・塾のこと
・親子関係のこと
・学校生活のこと
こんな内容です。

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1.はじめに

いよいよ明日からは大北総体。

中学3年生にとっては
最後の部活動となるかもしれない、
3年間の集大成ともいえる2日間です。

良い成績を残した生徒は、
全県大会、東北大会と続くわけですが、
敗退してしまい、
引退となる生徒の数が多いのは
どうしたってしょうがないこと。

頑張ってきた子供たちの姿を想像すれば、
全員全県大会に行かせてよ、
と思ってしまいますが、
勝負の世界、勝つものと、負けるものがいて
当たり前です。

全中3生たちが、
悔いの残らない時間を過ごしてほしいと、
まるで親のように思ってしまいます。

そして、大会が終われば、
受験勉強スタートだぞ〜(笑)

みんな、がんばれ!!!

本日もよろしくお願いします。


2.子供の勉強を邪魔している言葉たち

こんな言葉を子供にかけてしまっていないでしょうか?

「勉強しなさい」
「〇〇君、勉強頑張ってるんだってよ」
「本当にわかっているの?」

この言葉たち、
言いたくなってしまう気持ちはすごくよくわかります。

しかし、言ったところで、
子供の勉強の邪魔をするだけなので、
注意が必要です。

「勉強しなさい」

子供に勉強を強制させるこの言葉が多いと、
子供は強く反発をし始めます。

特に、思春期あたりの子供というのは、
親の言ったことに対して反する行動が増えます。

子供と関わる上で大切なことは、
子供を親の思い通りに
コントロールしようとすることではなく、
一人の人間として対等に接することです。

勉強をしなければいけないことは、
子供もよくわかっています。

そんな時に強制してもなんの意味もありません。

ここで大切なのは、子供の勉強に対する親の支援です。

この言葉を適切に言い換えるならば、
「勉強で何か困ってることはない?」です。

これは子供に勉強を意識させるだけでなく、
親も子供の勉強を支援するんだよ、
という意志を伝えることのできる言葉です。

「〇〇君、勉強頑張ってるんだってよ」

これもすごく言いたくなる言葉ですよね。

小さい頃から知ってる友達のあの子ができるんだから、
うちの子供にだって出来ないはずがない。

競争意識を持たせれば、頑張ってくれるかも。

そんな親の気持ちが伝わってきます。

しかし、これも頑張って我慢をしてほしいのです。

友達と比較されることは、
子供にとっては強いストレス以外の何者でもありません。

強いストレスを受け続けた結果、
勉強をすることが嫌になり、諦めるようになります。

ひどい状態だと、親への信頼がなくなり、
親のいうことを全く聞かなくなってしまいます。

周りと比較するのではなく、
その子供の昔と今を比較してあげると楽です。

「中2の時より、中3の方が、
 頑張って勉強するようになったね。」

親に認められる、褒められることは、
何も言葉にしなくても、
子供にとっては、嬉しいことなはずです。

「本当にわかっているの(怒)?」

親が言ったことに対して
なかなか行動しない子供に
かけてしまいがちな言葉です。

言いたくなること、すごくよくわかります。

子供は、親が言ってもなかなか行動しないもの。

ただし、これを言われた時の子供の思いは、
「うっせ〜なぁ、しつこいなぁ」です(笑)

口に出すことはないですけどね。

子供なりにやる気を出そうと必死な時に
これを言われると一気に気持ちが萎えてしまい、
余計にやりたくなくなります。

こんな時はこう言い換えましょう。

「早めに〜してくれると、嬉しいな」

子供にしつこく思われるのを避けるには、
親の気持ちを伝えることが有効です。

気持ちを伝えることは、多くの場面で使えます。

自分の気持ちを他人に伝えることは、
あなたを信頼しているんだよ、
と伝えることでもあります。

これは親子だけでなく、友人など、
多くの人間関係でも有効です。

いかがでしたでしょうか。

知らないうちに言ってしまいがちな言葉たち。

言いたくなる気持ちがすごくよくわかるだけに、
「親って大変」とは塾長も感じます。

しかし、言葉の使い方を少し変えてあげるだけで、
子供との関係もガラッと変わりますから、
意識をしてみることも大切な事かもしれません。

参考になれば幸いです。


3.今日の名言

「楽しい」「おいしい」「幸せ」は、
向こうからやって来ない

樺沢紫苑(精神科医)

自分から、つかみに行かないと。


4.あとがき

最後に塾の宣伝を。

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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

明日は
「ICT教育の今後」です。

勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」

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