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週間モーサテダイジェスト 11/1

10月26日から10月30日のモーニングサテライトを株価を中心にまとめました。


NYダウ終値👇
23日(金) 28335  
30日(金) 26501 -1834(-6.47%)

ナスダック終値👇
23日(金) 11548 
30日(金) 10911 -637(-5.51%)

S&P500終値👇
23日(金) 3465
30日(金) 3269 -196(-5.65%)

日経平均👇
23日(金) 23516
30日(金) 22977 -539(-2.29%)

11/2~11/6の予定
2日
ISM製造業景気指数(米)

3日
アメリカ大統領選挙(米)

4日
ISM非製造業景気指数(米)

5日
FOMC結果発表(米)

6日
雇用統計(米)

一週間の振り返り
先週末と比較してダウはマイナス1834ドル、ナスダックとS&P500指数も5%以上の大きな下落となった。
一番の要因は欧州で再度のロックダウンが始まった事で株価は大きく下落している。
また大統領の発言からアメリカの追加経済対策も結局は選挙後になりそうな事、ハイテク株の決算後に株価が下落した事も影響した。

気になる言葉
【激戦州】
いよいよ来週3日はアメリカの大統領選挙である。
改めて確認するが538人の選挙人を共和党のトランプ候補と民主党のバイデン候補で争う。過半数の270人を取った候補の勝ちだ。
ちなみに世論調査の分析をしているサイト「FTE」はFiveThirtyEightという選挙人の数に由来している。
538人の内訳を見ると最も多くの選挙人を抱えているのがカリフォルニア州の55人(全体の10%程度)である。しかしカリフォルニアはほぼ毎回民主党が勝つ。次に多いのがテキサス州の38人(全体の7%程度)だがこちらは毎回共和党が勝つ。
このようにアメリカではどの政党を支持するかは地域により異なる傾向が強い。そして州ごとに振り分けられた選挙人は勝った方の候補者がすべて獲得する事になる。たとえ結果が殆ど同数であったとしてもだ。その点民意を正しく反映しているかというと多少の疑問は残る。しかしそもそも完璧に民意を反映するという事など不可能だ。
そこで候補者は多くの選挙人を抱えながらどっちつかずの州のご機嫌を取らなければならない。
その代表がフロリダ州である(選挙人29人、全体の5.4%程度)
他にもペンシルベニア州(20人)、ミシガン州(16人)、ノースカロライナ州(15人)なども気まぐれな州だ。これら気まぐれでどっちつかずの州(失礼な表現で申し訳ない。分かりやすくこのように書いている事は理解して欲しい。ちなみに個人的にはディズニーランドやマイアミビーチを擁するフロリダは私が最も訪れたいアメリカの州のひとつであるしペンシルベニアは前回の選挙で共和党に浮気するまでは20年以上継続して民主党を支持してきていた)の結果により大統領選挙の結果が決まる。
恐らく郵便投票の集計を早く始めているフロリダやノースカロライナでバイデン勝利の報が流れれば意外とあっさり選挙結果が分かるのではないか。
議会も含めどちらが勝つにしろ市場関係者は不透明感を嫌う。選挙結果が長引くのだけは避けて欲しいと思うのは私だけではない筈だ。

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