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週間モーサテダイジェスト 11/29

こんにちはJUNです。11月24日から11月27日のモーニングサテライトを株価の情報を中心にまとめました。

週末の終値


NYダウ終値👆
20日(金) 29263 
27日(金) 29910 +647(+2.21%)

ナスダック終値👆
20日(金) 11854 
27日(金) 12205 +351(+2.96%)

S&P500終値👆
20日(金) 3557
27日(金) 3638 +81(+2.27%)

日経平均👆
20日(金) 25527
27日(金) 26644 +1117(+4.37%)

一週間の振り返り

アストラゼネカのワクチン発表、トランプ大統領の政権移行へ対する姿勢、バイデン氏がイエレン前FRB議長を財務長官に指名する見通しである事などが好感され火曜日にはNYダウの終値が史上初の3万ドルを突破した。
一方木曜日にはウォルトディズニー社(NYダウ30銘柄)が今後3万2000人の従業員の解雇を発表しており株価の動きと実体経済の乖離を示唆するニュースも見られた。
週終値で比較すると米国主要3指数、日経平均共に値上がり。特に日経平均は先週末比で4%以上の上昇をした。

来週の予定

11/30~12/4の予定
1日
11月ISM製造業景気指数(米)

2日
11月ADP雇用統計(米)
ベージュブック(米)

3日
新規失業保険申請者数(米)
11月ISM非製造業景気指数(米)

4日
11非農業部門雇用者数(米)

気になる言葉【GPIF】

26日放送の日経朝特急のコーナーでGPIFの記事をピックアップしていた。モーサテでも時折GPIFという言葉を聞くのだがよく理解していなかったので今週の気になる言葉に。
GPIFは年金積立金管理運用独立行政法人という独立行政法人である。ちなみにGovernment Pension Investment Fundの頭文字を取りGPIFと言う。
日本の厚生年金と国民年金の積立金の管理と運用を目的としておりその運用額は約170兆円と世界最大であることから世界最大の機関投資家とも呼ばれている。
以前は国内外の債券を中心に運用していたが2014年以降、株式等のリスク資産の割合を増やして運用している。
基本的な割合は国内債券35%、国内株式25%、外国債券15%、外国株式25%となっている。
今回のニュースはGPIFが国内株式を買う量より売る量の方が多い(売り越し)というニュースだった。
GPIFの国内株式保有比率は上記の通り資産の25%を目標にしているが株価上昇により25%(仮にGPIFの資産が170兆円と仮定すると日本株は42兆円程度が目安となる)を大幅に超えて保有する事になる為、現在も売りが続いているという内容だった。
個人的に最近の日経平均株価は上がり過ぎではないかなと感じる。業績が悪化している企業が多い中、株価だけが異常に膨らむのは純粋に違和感を覚える。
そして先週の記事では日銀のETF買いについて書いたが、日本の株式市場にはGPIFや日銀等、相対的に大量の公的マネーが投入されている事にも最近気付く。これは日本の株式市場には私的マネーが少ないことへの裏返しだろうか。

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