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「不倫よりもセックスレスのほうが悪い」フランス人の驚きの不倫観

他人の不倫にも寛容

著名人の不倫に対し厳しい反応を見せる日本。しかし愛の国・フランスでは、「不倫よりもセックスレスのほうがタブー」であるという興味深い考察が、2018年に発刊されたフランスの社会学者ジャニーヌ・モシュ=ラヴォの著書『フランスの性生活』(未邦訳)に記されている。

Screenshot_2021-05-22 「不倫よりもセックスレスのほうが悪い」フランス人の驚きの不倫観(此花 わか)

モシュ=ラヴォは、2000年と2017年に調査をそれぞれ1年かけて実施し、フランス全土のさまざまな社会階層の男女65人(19~85歳)にインタビューした。調査の結果によると、2000年から2017年にかけて人々はセックスについてよりオープンに話すようになり、「不倫もあって当然」という認識が広がり、「1人が同時に2人を愛する権利を求める」声もあったという。

こうしたことを踏まえ、本著では、フランス人にとってはセックスレスのほうが不倫よりも受け入れがたいという結論が導きだされているわけだが、実際にそうなのだろうか? フランスのとあるホームパーティーに潜入して、みんなの本音を聞いてみた。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70198


※2019年末にパリで取材したルポです。2020年2月に『TOKYOMX バラいろダンディ』でも取り上げられました。

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